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Cow in an Elevator?
2006年 06月 21日
会社が入っているビルの前にコイツがいた。
最近日本で話題になっているらしいシンドラー社の車。 ということは、このビルのエレベーターもシンドラー社のものということか。 日本のエレベーターなら扉が閉まりかけても手を差し込めば開くけど、うちの会社のエレベーターは手を差し込んでも開かないことがあり、無理して乗り込むと危険だ、という話は有名。 また、乗っている時に立っていられないほど揺れたこともあるし、同僚が閉じ込められたこともある。 日本では大問題になっているみたいだけど、アメリカでは同社のエレベーターを巡って訴訟が起きているものの、それ程大きな問題にはなっていないようだ。 事実、写真の車が止まっていても、誰も気にしていなかった。 国民性の違いかな。 とにかく、日本では犠牲者も出ていることだから、同社にはきちんと対応してもらいたい。 一方、僕はオフィスがある28階まで階段で上がる気力は無いから、「殺人エレベーター」に乗り続けるけど。。 * * * * * この件で思い出したのが Mad Cow、狂牛病問題。 確かにアメリカの対応はひどい。 ルール通りに食肉処理していない業者がいたことに対して、米政府の偉い人が「たかが数%の業者がルールを守らなかったくらいで全面輸入禁止はひどいじゃないか」みたいなことを言っていた。 アメリカに2年間住んだ僕としては「アメリカ人なら『たかが数%』って言いそうー」と思うけど、僅かなミスも許さない日本人の感覚からすれば「アホ言うな」という感じだ。 日本で商売したいなら、日本人の感覚に合わせるべきだよな。 メーカーだってデルのように日本人の高い要求水準に応えた会社だけが成功している。 一方、日本の消費者は過剰に反応しすぎじゃないか、とも思う。 牛肉を輸入しても嫌なら食べなきゃいいんだし、アメリカ産であることを表示しない・偽る業者が出てくる可能性も否定できないけど、それを言い出したら殆ど全ての食品に手を出せなくなるんじゃないの。 また、牛肉を食べて、それが狂牛で、さらに体に悪影響が出る確率って、道を歩いてて車に轢かれる確率よりはるかに低いんじゃないのかな。 僕はこのような考え方により、米国産牛肉をバクバク食べている。 狂牛病の本当の怖さを知らないだけかも知れないけど、これで脳がスポンジ状になったら運が悪かったと思うよ。 そういえば、霜降りの柔らかい和牛は久しく食べてないな。 叙々苑、今半、築地さとう ・・
by nycyn
| 2006-06-21 09:11
| 雑感
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