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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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休憩中

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ひとときの休息を楽しんでいます~
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by nycyn | 2006-08-30 23:42 | 旅行・出張
あと一日
今学期の試験は手強い、というか苦手だ。
殆どの試験が持ち込み可能だから必死こいて暗記する必要は無いんだけど、ケースを読んで色々書いたりするやつが多く、僕には辛い試験だ。

今日の試験は5時間で長い文章を読む必要があり、アメリカ人が1時間後くらいから手を動かし始めた頃、僕は半分も読み終わっていなかった。
ビジネススクールのケースには「余計なこと」も沢山書いてあり、膨大な情報の中から余計なものを排除し、重要なものだけに着目して分析する必要があるんだけど、この余計なことの量が多い時は時間との戦いになってくる。

特に、ハーバードのケースはこの余計な情報に加えて物語調の記載が多い。
例えば、「ジョンは社長室のハイバックチェアにゆったりと腰掛け、壁の黄ばんだしみを眺めながら3日前のことを回想していた。ああ、そうだ、あの時経理部長のケインはこんなことを言っていたな・・・。その時、激しいノックに続いて資材担当役員のサラが部屋に飛び込んできた。社長、大変です!サプライヤーが当社への部品供給をストップすると通告してきました。」、みたいな感じ。
面白いっちゃあ面白いんだけど、制限時間のある試験ではこういう問題を出すのはやめてほしい。(今日はハーバードじゃなかった。)

こうした英語力不足に加え、アメリカに関する知識が不足しているせいで、ケースの内容を理解するのにも苦労する。
今日のファイナンスの試験はViacomによるParamountの買収検討がテーマで、Paramountの企業価値を計算してViacomの提示価格の妥当性や理由を述べるというもの。
これを計算するだけなら簡単なんだけど、ケースの中で「Paramountの○○というドラマをViacomの△△というネットワークで放映するシナジーにより・・・」なんて書いてあっても、僕には○○や△△が何なのか分からないから、こうしたシナジーが買収プレミアムにどの程度影響を与えているかが分からない。

解答にはこういった定性的なことも書かなきゃいけないんだけど、知らないものは書きようが無いから、僕の解答は計算結果の説明ばかりで、無味乾燥って言葉がぴったり。
僕は殆どテレビを見ないけど、たまにはテレビも見なきゃいけないのかな、と思ったりもした。


唯一がんばれると思っていたファイナンスの試験がこんな感じで、他のマーケティングなんかは未だにコンセプトすらつかめていないから、今学期の試験は全体的にボロボロかも。

でも、先学期は必要以上にがんばって試験対策をやったけど、今学期はこれでいいかな、と思っている。
1学期終了前後に書いたブログを見て、そう思った。
こういう時、「ブログを書いてて良かった」って思うんだよね。


そんな試験も明日で終わり、そして2学期も終了!
早かったなー。
1学期に比べると授業のペースや生活スタイルにも慣れ、周りが見えるようになってきた感じ。

思えば、8ヵ月前の入学以来、あまり休むことなく会社と大学を往復する生活をしてきた気がする。
ニューヨークをご存知の方なら、ブログの写真から僕の行動範囲の狭さが分かるはず。。。

さーて、ここらでちょっと休憩するぞ。


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by nycyn | 2006-08-26 13:56 | MBA
階級社会へ
先日の「仕事をするなというルール」を書いた後に思いついたことをつらつらと・・・


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一般的に、制度というものは文化や国民性などを背景に成り立っているはずだ。
だから、背景が変わらないのに制度だけを変更した場合、どこかに「ひずみ」が発生する。
では、前回書いた「早く帰れ・仕事は持ち帰るな」ルールを導入した時、ひずみは発生するのだろうか。


僕が思いつくのは、仕事をしない奴がさらに怠けるようになること。
仕事の出来に拘らず一定の時間が来たら終わり、一定の時間までいれば仕事はテキトーでも良い、というタイムカード的発想が一部のホワイトカラーに蔓延するかもしれない。

そうすると「サボる奴を働かせるための制度」が必要となるが、このノウハウはアメリカに沢山ある。
成果を定量的に計りにくいホワイトカラーに効果があるものと言えば、最も単純なのが日系企業ではまだ稀な降格・減給だろう。

ただし、降格・減給を導入しても、ある程度の下限は設けられるだろうから、一定レベル以上の人はとことんがんばるし、一定レベル以下の人は努力することを放棄して下位の方に安住する(とリーダーシップ論の教授は言っていた)。
つまり、働く人と働かない人の「分布」が拡大し、社内での「格差」が広がり、やがて社会全体でもこうした格差が拡大していく。

そして、日本全体がアメリカのような階級社会へと近づいていくんだろう。
(結論ありきの強引な論理展開、との認識アリ・・・)


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僕は階級社会については「ある程度」ウェルカムだ。
(階級社会には副作用もあるだろうけど、論点がブレるので省略。)

資本主義を掲げながら共産主義的思想が随所に見られる日本の諸制度については、以前から違和感を感じていた。
資本や人材の国際化が進む中で、また、働かない若者が増えている環境下で、こうした制度をいつまでも保てるわけがない。
自分の意思で熱心に働かないことを選んだ人は、勤労から得られる充実感や経済的豊かさを放棄する代わりに、自由を楽しめばよい。
だから、そういう人が熱心に働いている人が得たものを妬むのは筋違いだ。


一方で、今の日本人がアメリカと同じレベルの階級社会を受け入れるマインドになっているかといえば、そうではないと思う。
少し前に日銀総裁の件が報道されていたけど、総裁の脇の甘さや投資していたファンドの違法(かもしれない)行為は別にして、一部の国民の「反応の仕方」が気がかりだ。


反応①:「総裁は数億円の資産を保有、報酬や年金額も多く、庶民の感覚からはかけ離れている。」

おいおい、日銀総裁と庶民が同じでないといけないのか?
彼はくじ引きで総裁になった訳ではなく、努力して苦労してあの地位に就いたと思う。
しかも、その責任と重圧は一般庶民のそれとは比べ物にならないはず。
だったら、僕のような平凡なサラリーマンに比べて報酬や資産が多くて当然じゃないの?
庶民の感情を理解することは必要だけど、総裁自身が庶民になる必要はないだろう。
個人的には、住宅ローンや日々の生活を「庶民的に」心配するような人に日銀総裁にはなって欲しくない。


反応②:「国民はゼロ金利で苦しんでいるのに、自分はファンドで大もうけしている。」

リターンだけじゃなく、リスクも考えようよ。
自分はリスクを取らないくせに、リスクと引き換えにリターンを得た人がいると、そのリターンだけに着目してイチャモンをつけるのはナンセンスだろう。

ゼロ金利で苦しんだ人も確かにいるだろうけど、ゼロ金利のおかげで住宅ローンが借りやすいという直接的な恩恵に加えて、ゼロ金利で資金調達がしやすくなる企業や利鞘を稼ぐ銀行の間接的な恩恵を受けているいる人もいると思う。
円高になれば輸出企業がやばい、円安になれば輸入企業がやばい、とネガティブな面ばかりにスポットを当てるのは国民性だろうか。
だから、この手の人達は日銀が金利を上げても文句を言うんだろう、きっと。

さらに、数年前の環境でゼロ金利を解除することが日銀総裁の判断として正しかったとでも言うのだろうか。
解除した結果として景気に悪影響があり、「庶民」が働く会社が倒産してたかもしれないけど、そういう可能性についてはどう考えるのだろうか。



これらはマスコミの扇動が理由かもしれないけど、こういった論理的じゃない感情的な批判のバカバカしさに加え、「理不尽な平等主義」が蔓延していることを再認識した。
これを見る限り、階級社会なんて到底受け入れられないんだろうな。

でも、価値観の多様化は止められるはずも無く、階級社会につながる要素は他にも沢山あると思う。
だから、国民感情がどうであろうと、日本は着実に階級社会に向かっていくんだろう。

でも、「庶民の感情」を考慮すれば、時間をかけて、人々の心の変化に合わせて、徐々に浸透していくのがいいんだろうな。
何年かかるか分からないけど。


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by nycyn | 2006-08-24 09:37 | 雑感
また空かよ
最近は空の写真ばかりでうんざりしてるかもしれないけど・・・
朝も夕方も、すごいことになってる。

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by nycyn | 2006-08-23 10:16 | NYライフ
野外映画祭
会社の帰り道、いつも横を通る公園で映画祭をやっていた。
まだ開始前だったから何の映画なのか分からないけど、うじゃうじゃ人がいてちょっと気持ち悪い。。。

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試験勉強があるから素通りしようかと思ったけど、雰囲気だけ味わって帰ろうと周囲を一周してみたら、超ミニメリーゴーランドがまだ動いていた。

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僕がコレに乗ることは無いな、絶対に。
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by nycyn | 2006-08-22 14:12 | NYライフ
仕事をするなというルール
会計の授業で扱ったケーススタディ:

中堅投資銀行のトレーダーがSTRIPS債の取引で莫大な利益を上げ、会社から表彰される。
彼の取引は違法ではないものの、社内システムや会計制度の隙間を利用して利益を上げる手法であり、利益を出し続けるためには取引量を増やし続ける以外に方法は無い。
監査やバックオフィス等の牽制システムが機能しておらず、15年ほど前の話だから、VaRやリスクバジェットのような考え方もまだ無かった時代だろうか。
また、経営陣は彼の取引の怪しさに薄々気づきつつも、会社の利益拡大のために詳細な調査に踏み切らない。

雪だるま式に膨れ上がった彼のポジションは市場の現物残高の2倍を超え、取引の拡大をせずに決済を迎えると損失を計上しなくてはならない、という状況に陥り、最終的に会社は巨額の損失を計上し、彼は解雇されることとなる。

その後、会社は「彼のポジションを認識していなかった、認識していたらすぐに辞めさせた」とシラを切り、彼は「社内外の監査をパスしているということは取引手法にお墨付きをもらったということ、だから自分は会社が正しいと認めた取引を行っただけ」と開き直る。
そして、利益追求のあまりにリスク管理を怠った会社と、確信犯的に危険な取引を膨らませた彼との間で泥沼の裁判が始まる。


* * * * *

よくある話で、日本だと某商社の銅取引で似たような問題が発生したことはご存知の方も多いだろう。

で、このケースとは直接関係ないんだけど、会社と従業員の関係についてあることが頭に浮かんできて、授業は殆ど聞いていなかった。。。


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多くのアメリカ人が、日本人は働き者だと思っている。
僕も例外ではなく、アメリカまで来て仕事と勉強をしている姿は勤勉家に見えるらしく、スタディグループのメンバーは僕のことを"24/7"と呼ぶ。(1日24時間・週7日間働くという意味)

一方、アメリカ人は自分の時間を大切にするため、一部のクラスメートは「忙しくて宿題が出来なかった」と言いながら、週末はバーベキューに行っていたりする。
彼らにとって、家族や友人との時間は仕事・勉強とは別枠かつ優先的に管理されており、その時間を確保した後に残った時間内で出来ることだけをやる。
その残った時間が短ければ「忙しい」ということになるわけで、余暇の時間を削って仕事や勉強をするという発想は無い。

僕の発想は逆で、仕事と勉強に必要な時間を先に計算し、残った時間があれば余暇にまわそうと思う。(こういう日本人は少なくないだろう。)
アメリカ人でも、投資銀行などでバリバリ働く人の中にはそういう人もいるし、クラスメートの中には僕よりずっとがんばっている人も沢山いるけど、アメリカ人全体の中ではごく一部だと思う。


* * * * *

一部の日系企業では深夜残業・休日出勤は当たり前だった。
しかし、最近では労働基準監督署の摘発などでサービス残業が問題となり、残業代を払いたくない一部の企業は、ある時間になると従業員を強制的に帰宅させていると聞く。
加えて、情報管理は厳格化する一方だから、仕事の資料を自宅へ持ち帰るのは困難になってきている。
結果として起こるのは、「仕事量は変わらない、でも早く帰れ、自宅で仕事はするな」ということになり、職場での能率を上げる以外に方法は無い。
これはこれで正しい流れだ。

しかし、能率を上げても仕事が終わらない場合、多くのアメリカ人は「仕方が無い」と思うが、一部の日本人は「何とかしなければ」と思うだろう。
その結果、彼らは「自宅で仕事はするな」というルールを「個人リスクで」破り、自宅で仕事をして成果を出す。
上司もルール違反を知りながら見て見ぬふりをしてそういう人を褒めるため、周囲の人たちも「自分もそうしなければいけないのか」と思ってしまいがちだ。


また、(古いタイプの)日系企業は「労働コスト」の意識が希薄だ。
仕事が増えた場合、他の仕事を削ったり人員を増やすのは最終手段であり、残業で対応するにも残業代が増えるという意識は薄く、基本的にはサービス残業(部下の奉仕)で対応すべきと考えている。
ここで「残業代は・・・」などと言おうものなら「がめつい奴」と言われ、こういう事を言い出しにくい雰囲気を醸成している。
だから、新たな仕事が発生しても「コストが増加する」という認識は殆ど無い。


こうした事情を踏まえると、サービス残業したり持出し禁止の資料を持って帰って仕事をするのは「個人の責任」ということになり、会社は知らんぷり、問題が発覚すると「会社としては禁止していたが担当者の独断により・・・」といった説明となるわけである。


そういう僕も、サービス残業は当たり前だと思っていた。

日系企業は実質的に解雇権を放棄しているわけだし、外資に比べれば福利厚生も手厚いわけで、そんな状況で多少残業したからっていちいち残業代を請求するのはフェアじゃない。
残業代を請求したいなら業務時間内のムダを100%排除しろ、私語は一切禁止、トイレにも走って行けよ、それが嫌なら残業代を請求するな、と思っていた。
ロクに働いてない奴ほど残業代にうるさそうな気もするし。(偏見?)
僕としては、業務時間内だって私用メールしたりネットサーフィンするかわりに、いちいち残業代が云々とは言わない労使の関係が心地よかった。

だから、早く帰れとか資料を持ち出すなとか、ヒマ人が思いつく戯言だと思っていた。
実際、そんな奴ばかりだと会社は回らないし。


一方で、スポーツと同様、ビジネスにもルールは必要だと思う。
仕事もちゃんとやりながらこのルールをきっちり守っている人から見れば、日本にいた頃の僕は「ルール違反をして仕事を仕上げていた」ということになる。

ただし、理屈では時代の流れを理解しているつもりだけど、いざ案件を目の前にして時間が足りなくなると、「時間が足りないから出来ません」とはとても言えない。。。


バブル時代の日本も、外国から見れば同じだったかもしれない。
ストイックに経済発展を求めて経済大国となったけど、外国から見れば「そこまでストイックに働けば発展するよ」という妬みを含んだ批判があったと思う。
アメリカとの関係で言えば、その後日米の景気は逆転し、アメリカは仕事と余暇のバランスを取りつつ、短期的な落ち込みを経験しながらも長期のトレンドとしては発展を続けている。
一方、日本は十数年の不況を経験したけど、その間も日系企業の勤務状態はあまり変わらず、働けど成果無く、虚しさを味わってきた。


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日本を離れて2年以上経つけど、今の日本の雰囲気はどうなっているんだろうか?
東京の人とは頻繁に話をするけど、温度感みたいなものを電話越しに把握するのは難しく、実際に自分の肌で感じてみないと分からない。

僕はあと数年で日本へ帰国する予定だ。
その時、どういうスタンスで仕事に取り組むのか、今からイメージトレーニングをしておくのも無駄ではないと思う。

「早く帰れ、資料を持ち出すな」ルールは、短期的にはアウトプットの低下をもたらすかもしれないけど、長期的には能率やモチベーションの向上という形でのメリットがあるかもしれない。
また、無駄な仕事の排除につながるという効果もあるだろう。

なんて書きながら、「こんなルールを完全に徹底できるわけが無い」とか「働きたい時に働いて何が悪いんだよ」と思っている自分もいる。


と、ここまで読んでくださった方は「お前のスタンスはどっちだよ!」と思われているでしょうが、文章にも表れている通り、どっちつかずなんですわ・・・
理屈では「僕も変わらなきゃ」だけど、本音は「うっとうしいルールだな」って感じかな。

まあ、大胆にスタンスを変えられるとは思わないけど、時代の流れと捉えて柔軟に対応していきたいもんだ。
なるべく・・・ね。
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by nycyn | 2006-08-21 10:42 | 雑感
19:30~20:00
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by nycyn | 2006-08-19 09:27 | NYライフ
アジアの女性は・・・
スタディグループの中国人は妊娠中で、来月出産予定となっている。
出産日にもよるんだろうけど本人は今のところ学校を休む気はなく、Nanny(乳母←最近聞かない?)の手配も済んでいるらしい。
また、隣のクラスの韓国人も妊娠中で、同じくらいの時期に出産予定となっている。

偶然にも二人のアジア人女性が妊娠中なんだけど、普通に仕事をして、ビジネススクールにも通って、さらに出産・子育てをしよう、というバイタリティはどこから来るのだろう。
クラスメートは「アジアの女性はスゴイ!みんなそうなのか?」と聞いてくるから、「知らん」と答えておいた。

そんな彼女たちだけど、一方で今は期末試験期間中であり、妊娠中と言えども試験は受けなくてはならない。
でも、そこはアメリカ、妊婦への配慮はばっちりで、今月末の試験だと場合によっては出産日と重なる可能性があるため、彼女たちは特別に今月前半に期末試験を受けさせてもらっている。
先に受けた彼女たちが試験問題をバラすことは無いんだろうけど、まだ最終講義が終わっていない段階での受験になることもあり、教授は彼女たち二人のためだけに本来の試験問題とは別の試験問題を作ったらしい。
試験は最長6時間に及ぶものもあり、2つも試験を作るのは結構大変だと思う。

日本ではこういう話を聞いたことが無いけど、こんな特別な対応をしてくれたりするのかな?
っていうか、そもそも日本は妊婦がビジネススクールに行こうと思える環境では無いんだろうな。

こうした環境の違いが両国の出生率の差(米2.0、日本1.3)に少なからず影響している気がする。
この分野に関しては、日本はアメリカに完封負けだろう。
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(グラフは少子化社会白書から)



僕は今週末から期末試験に突入。
でも、イマイチ気合が入らないんだよね。。。

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by nycyn | 2006-08-18 13:01 | MBA
ZARA
オペレーションの授業にまだついて何も書いていなかったから、一番面白かったZARAのケースをご紹介。

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殆どの人が知っていると思うけど、ZARAはスペインのアパレルメーカー。(写真はココから)
NYにも何軒かお店があるし、昨年帰国したら新宿にも出店してた。

僕はZARAで買い物をしたことが無くて女性向けだけだと思っていたけど、去年スペインに行った時に初めて入店したら、男物があることに気づいた。

そんな程度だから、このケースを読むまでZARAについて殆ど知らなかったんだけど、どうやらすごいメーカーらしい。


1975年にスペインのラコルニャに1号店をオープン。
親会社であるInditexはZARAの他、Pull & Bear、Massimo Dutti、Bershka、Stradivarius、Oyshoなどのブランドを保有し、さらに最近でも買収を行っている。
ZARAやBershkaなどの名前はスペイン語ではなく、特に意味を持たない造語であり、海外展開を意識して特定の言語を使用していない。

スペインの田舎ガリシアで唯一の有望企業として地元が強力にバックアップし、数百にも及ぶ小規模工場、2万5千人以上がZARAの生産を支える。
デザインやカッティングにコンピューターを導入し、効率性とスピードを追及。
こうした強みにより他メーカーに比べて柔軟な生産が可能となり、通常はシーズン6ヵ月前には50%程度、シーズン入りの段階では100%の製造を完了していなければならないけど、ZARAはそれぞれ15%、50%程度に留め、顧客の評価や売れ行きを見ながら生産を調整することが出来る。

店舗に置かれる各商品の数を抑え、売り切れ後も補充も行わないポリシーを貫くことで、「今買わないと次に来た時には無い」という印象を植え付け、次々と新商品を投入する。
さらに、人気商品の数を意図的に少なく供給し、市場に「満たされない感」を醸成することもある。
経済学的には?なこうした戦略が上手く働き、ZARAの顧客は平均で年17回店舗を訪問する(GAPの顧客は4回)。
一方、不人気の商品が出た場合、他メーカーは大量の在庫をさばくために値引きを実施するが、ZARAは上記の柔軟な生産体制により在庫がさほど無いため、不人気商品の製造をストップして代替品を追加で投入できる。

各店舗には在庫を置かず、店舗と本社が頻繁に売れ行き情報を交換して、週2回スペインから商品を発送、欧州なら翌日、米国でも2日後には商品が店舗に並ぶ。
輸送コストがかかる一方、各店舗の在庫コストはゼロに近く、在庫一掃セールも不要。
店舗は一等地にしか開かず、ディスプレイは全店舗で統一、店舗内の商品配置も頻繁に変更する。

こうした巧みな戦略によりZARAは急成長を続け、現在では60ヵ国に2700店舗を展開する巨大アパレルメーカーとなった。
(01年の株式公開時点でInditexは世界第3位のアパレルメーカーだった。直近は不明。)

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このように、アパレル業界のみならず、ビジネス界全体においても異色のビジネスモデルを確立している。
オペレーションの観点からは、短いLead Time、少ない在庫、多品種少量生産に適した配送システム、など、サプライチェーンで難しいと言われている部分をクリアしている。
たぶん、マーケティングの観点から分析しても面白いんじゃないかな。

正直に言うと、僕がスペインのZARAに行った時の印象は「イマイチだな」という感じだったんだけど、これはあくまで僕の主観的な印象で、世間では高い評価を得ているようだ。
また、日本とスペインでは品揃えが違うだろうから、日本のZARAに行けば僕の印象も変わるかもしれない。


で、このケースを読んだからといってZARAに行こうとは思わないんだけど、前を通ることがあったらちょっとくらい覗いてみよう。
僕はZARAの服よりも商品配置や在庫管理に興味があるから、店員にイロイロ質問してみようかな(嫌な客・・)


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by nycyn | 2006-08-17 08:54 | MBA
週末いろいろ
先週末、授業は無かったけど、珍しく色々活動して忙しい週末だった。

2学期も残すところ2週間となり、期末試験シーズンに入っている。
その割に、最近は飲み会への参加が多いんだけど。。。


* * * * *

土曜日はオペレーションの期末試験。
大学のホームページから試験をダウンロードして自宅で解答し、24時間以内にアップロードする。
自宅だから何を見ながらやってもいいんだけど、何を見たところで簡単に解答できる問題じゃない。
「○○のケースから得られるPrincipleをあなたの仕事に適用した場合の効果を書け」とか、「ザ・ゴールの**ページに書かれているジョナの発言の背景に隠されている前提条件を2つ述べよ」みたいな感じ。

土曜日に勉強してから日曜日に受験しようと思っていたんだけど、24時間も時間があるなら勉強しながら解けばいいや、と思い、土曜日の午前中に試験開始。
途中、食事や昼寝を挟みながら、夕方にはマッサージにも行って(笑)、試験開始から13時間後に終了。
実質、問題を解いていたのは6時間くらいかな。

ということで、土曜日中に試験が終わったから、日曜日は勉強しないことにした。


* * * * *

f0081958_8365496.jpg日曜の午前中、映画「ワールド・トレード・センター」を観てきた。
8/9に公開されたばかりの話題作ということで混雑を予想していたのに、行ってみたらガラガラで、300人弱収容の小さめのシアターに観客は15人くらいしかおらず、脚を前の席に乗せられてとても快適。
天気の良い日曜の午前中は映画なんか見ないのかな?
しかも、午前中割引で5ドルと激安だった。

前半はNYの町並みの細かな描写が多く、飛行機の衝突・
救助に向かう警官・ビル崩壊の瞬間もリアルで迫力満点。
その後は瓦礫の下敷きとなった警官二人の救出劇と家族の心情を延々と細かく描いている。
なお、警官二人の会話は本人へのインタビューに基づいているらしい。(写真はココから)

見る前は、テロ実行前後のビル内外の詳細な描写、オリバー・ストーン監督ならではの政治的メッセージなどを想像していたんだけど、前者はそれなりにあったものの、後者は皆無で、家族愛に焦点を絞った感じ。
警官二人が下敷きとなって以降は、当該警官二人の会話と心配する家族の心理描写を1時間半に亘って描き続けている。

前半1/4は期待通り、後半3/4に関しはWTCを題材としなくても他の救出劇でもいいかなと思い、やや期待外れの感があった。
でも、僕は9/11当時NYにいなかったからそう思うのであって、映画の最後に「テロで犠牲となった警官に捧ぐ」というメッセージが流れたように、当時の警官の活躍と悲劇を知っている人達にとっては感慨深いものなんだろうと思った。


* * * * *

映画を見て帰ってくると通りが人だらけで、ものすごい音量の音楽が流れている。
ドミニカのパレードらしい。
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そういえば、出かける時に警官がうじゃうじゃいたな。
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ちなみに、NYでは警官の信号無視は当たり前。
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* * * * *

帰宅後にジムで走った後、夕方からはNY在住日本人を中心としたパーティーに参加。
会場はミッドタウン・ウェストにある素敵なアパートの屋上。

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お誘いしてくれた方は先週のオフ会で初めてお会いしたIさん。
パーティー参加者で知っている人はそのIさんを含めて二人だったけど、他の方々とお話していると意外なことが分かった。

米銀で働くYさん: 後輩の友人
MBA取得中のMさん: 取引先に勤務、僕と仕事をしている方のこともよくご存知
某証券で働くSさん: 毎日レポートを送ってくれていた方のお姉さん
会計士のNさん: 先週のオフ会でお会いしたLさんの後輩
MBA→コンサルのOさん: 同僚の友人の友人(遠いか・・)

参加者は15人前後で半分くらいの方としか話さなかったけど、それでもこれだけのつながりがあることが分かり、「世の中狭いのね」という話で盛り上がった。

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さて、そんな週末は過去の話。
残りの期末試験に向けて勉強しなきゃ。
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by nycyn | 2006-08-15 09:26 | NYライフ