NewYorkScenery
nycyn.exblog.jp

ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
<   2006年 03月 ( 18 )   > この月の画像一覧
おおらかさ?
アメリカにはがさつな人が多い。例えば、レストランでウェイターがナイフやフォークを置くとき、日本のようにそっと置おかずに、テーブルから10cmくらいのところで手を離してボトッと置く(落とす)ことがある。先週、Zagatで高い評価を付けているAquavitに行ったが、ランチで一人50ドルを超えるこの店でも「ボトッ」だった。日本人のトレーニングを受けた牛角のアメリカ人ウェイターの方がずっと丁寧だぞ。

また、一部の例外を除いて不器用な人が多い。僕が行っている歯医者のインボイス(レシート)はレターサイズの大きさで、丁寧に封筒に入れてくれるのはいいけど、紙の折り方がとても雑。日本人だと紙の端と端をそろえて折っていくが、アメリカ人は紙を丸めて上から押しつぶすような感じで3つ折りにするため封筒に入らないことがあり、その場合は折りなおしたりせずに、封筒からはみ出た部分だけを折って封筒に押し込む。汚く折られても困らないから別にいいんだけど・・・ちょっとねぇ。アメリカ人の知り合いに聞いたところ、誰もそんなこと気にしないし、きれいに折ろうとしても出来なかったり根気が続かないかもしれない、と言っていた。まじですか?

f0081958_11274697.jpgアメリカ人はあまりきれい好きではない。靴を履いたままで足をソファの上に乗せるのは当たり前。この前、路上で女性がパンプスからサンダルに履き替えるのを見たが、脱いだパンプスを裸でそのまま書類が入ったバッグに放り込んでた。見るからに汚そうな噴水の水に手を突っ込み、その手で髪型を整えている人を見たこともある。また、アメリカ人は常に何か食べているので、指はスナック菓子の油とかが付いているらしく、学校で資料がまわってくると指の跡が付いていることがある。かと思うと、トイレで手を洗う時、ハンドソープを10プッシュくらい出して洗い(きれい好き?)、すすぎは2秒くらいで出て行ってしまう人も結構いる。

アメリカ人のこういう姿は「おおらか」と言うのだろうか?日本人がきれい好き過ぎるのだろうか?最近はこの「おおらかさ」が気にならなくなってきたが、僕も「おおらか」になっちゃって日本に戻れない人にならないように注意しよう。
[PR]
by nycyn | 2006-03-30 12:16 | 雑感
穏やかな一日
f0081958_1324486.jpg今日はものすごく天気が良かった。やっぱ天気が良いと気持ちもすっきり。

気持ちは良いんだけど、昨日半年ぶりに行ったゴルフの打ちっぱなしのせいで、あちこちが筋肉痛。久しぶりの割りに調子が良かったもんで、つい長めのクラブをブンブン振り回してしまった。

夜は会計の授業の宿題。ワールドコムの破綻寸前の会計書類を分析するもの。20問近くある問題の最後で「あなたはこの会計書類から破綻を予測できたと思うか?」だって。出来ないよそんなの、だからみんなやられたんじゃないか。
[PR]
by nycyn | 2006-03-28 13:35 | NYライフ
プレゼンテーション
昨日、大学のリーダーシップの授業でプレゼンテーションを行った。

実はこれ、生まれて初めての英語でのプレゼン。緊張しないわけが無い。アメリカ人じゃない僕がどうやってプレゼンをするのか、約60人のクラスメートは食い入るように僕を見るはずだ。どうしよう。。。

訳あって、いつものスタディグループとしてではなく、他のグループの追加メンバーとしてプレゼンをすることになった。どのグループに加わるかは自由に選べたから知り合いの多いグループを選んだんだけど、少しためらいもあった。ネイティブじゃない僕が加わることで、グループとしてのプレゼンの評価が下がる可能性もあるから。でも、そのグループのメンバーは快く僕を迎えてくれた。いやー、これは嬉しかった。迷惑をかけないように、出来る限りの貢献をしたいと思った。

まず、3週間前にプレゼンの流れをまとめたドラフトを作って、メンバーに送った。これはあまりに早すぎて一週間くらい何の反応も無かったけど。その後、みんなも動き始めてからは、パワーポイントを作ったり、打ち合わせのセッティングをしたり、なるべく積極的に動くようにした。予想通り、話法とか説得力を増す構成、といった英語の部分では何の貢献も出来なかったけどね。

プレゼンの前日は、自分のパートの原稿を作って丸暗記した。日本語だったら箇条書きで十分だけど、英語の場合はこうでもしないと緊張して話す内容を忘れそうだから。

そして当日、何故か予想外に落ち着いて話すことが出来た。丸暗記してるからスラスラ話せて当たり前なんだけど、普段の僕の会話力からすれば驚異的なことなので、クラスメートが少し驚いた顔をして僕を見ているのが面白かった。

プレゼン終了後、みんなが暖かい言葉をかけてくれた。よくやった、すげーよ、感動した、など、アメリカ人ならではの大げさな表現も、今日は耳に心地よい。これまで殆ど話したことが無いクラスメートもわざわざ僕の席まで来て声をかけてくれた。みんな、やさしいなあ。

プレゼン終了後は準備の疲労とほっとしたこともあって、授業は殆ど聞いてなかった。まあ、こんな日は余韻に浸っていてもいいだろう。

帰りに地下鉄を降りると、チビッ子がダンスを披露してた。これもプレゼンみたいなもんで、準備とか色々大変なんだろうな、と思い、1ドル札を彼らの帽子の中に入れて家に向かった。
f0081958_11341257.jpg

[PR]
by nycyn | 2006-03-27 11:37 | MBA
愛国主義?
f0081958_14401316.gifフランスで敵対的買収を阻止する法律が成立したらしい。フランス政府はこれまでダノンやスエズへの買収の動きを阻止する行動を取ってきたので特別驚きは無いけど、「本当にやっちゃうのね」という感じは否めない。

フランス議会の上院で23日、仏企業を敵対的買収から守るための新法が与党の賛成多数により成立した。時価を大幅に下回る価格で株式を引き受ける権利を付与するポイズンピル(毒薬条項)を仏企業に認める条項を盛り込み、ドビルパン首相の唱える「経済愛国主義」を前面に打ち出している。
ところで、フランス人はやっぱりマイペースだと思う。僕のクラスにもフランス人がいて、一度バイキング形式のランチで一緒になったことがあるけど、45分しか無いランチタイムで、スープ、野菜、肉&魚、デザートと4回に分けて料理を取りに行き、バイキングをコース料理のようにしてゆーっくり食べていた。僕は午後の授業に遅れそうだったので先に失礼したのだが、彼はその後もコーヒーを飲んでいたらしく、当然のように授業には遅刻していた。

話はそれたが、やはりフランス人。英米から何を言われようが、プライベートエクイティファンドが流行ろうがおかまいなし、自らが「正しい」と信じる道を突き進む。僕には今回の一連の動きは「国粋主義」にしか見えないが、当該法律を支持している人達は「愛国主義」という表現を使用。そう言えば最近のフランスでの暴動、今回の法律制定の背景にある思想が原因のような気もする。この「愛国主義」という表現、どこかの国も「パトリオット法」というずるい名称を使って捜査当局の権限を異常に強化する法律を制定しているが、こういうところは似てるのかもしれない。

f0081958_14404763.jpg翻って、我らが日本。何かスタンスが中途半端だなぁ。ホリエモン騒動とか楽天vsTBSとかあったけど、喉もと過ぎれば熱さを忘れ、既に過去のものとして多くの人が興味を失っていないかい?買収のあり方についてあんなに騒いでたのに、KKRやサーベラスが日本法人を設立して本格的に日本で買収を繰り広げようとしているのに、あまり話題になっていないような気がするのは僕だけだろうか。

僕は買収については中立的~やや好意的で、頭の固いおじさん達のように「買収=ハゲタカ」とは決して思わないけど、アメリカを中心としたバイアウト「フィーバー」に対しても少々違和感を感じている。良い案件もあれば、小手先だけの案件もあるから、「買収とは○○」と極端なスタンスは取れないと思っている。

懸念してるのは、日本人の流されやすい性質。今回のフランスの動きを見て、当選回数の多い先生方が「これだ!」とかって思わないかどうか、ということが心配。援軍得たり、とばかりにフランスの動きに追随するようなことが無ければいいと思う。

買収にも善悪があるが、上昇気流に乗れるかどうかの瀬戸際にいる日本経済にとって、買収という手段は「愛国主義」の観点からはメリットの方が多いと感じている。旧態依然とした会社で業績も怪しい会社は、劇薬が必要だ。

アメリカのPEファームの話を聞く事があるが、彼らは「日本は最も魅力的な市場の一つ」と声をそろえる。前述のKKRやサーベラスが数年後に日本オフィスを畳んでいるようなことがなければいいけどなぁ。
[PR]
by nycyn | 2006-03-24 14:48 | 雑感
消費大国アメリカ
アメリカ人の消費はハンパじゃない。渡米前、アメリカ人は「大きいことは良いことだ」という価値観を持っていると思ってて、こっちに来てみると意外に小さい携帯とかデジカメが好きなんだということに気づいたけど、大量消費という点では僕の予想を超えていた。大量消費というか、無駄が多い。

典型的なのは食べ物。ダイナー(ファミレス)に行くと、何を頼んでも日本の2倍くらいの量が出てくる。やっぱアメリカ人は食うねー、と思っていたが、実は結構多くの人が残していることに最近気づいた。これだけ多くの人が残すなら、量を減らせばいいのに。

f0081958_12273810.jpgハンバーガーを注文する時、トマトやレタスなど中にはさむものを選べるようになっていることがあるけど、お店の人は全部はさむように勧める。理由は、客によってはさむものを変更するのは面倒だから、全部頼んでおいて要らないものは後から捨ててくれ、ということ。実際、多くの人がトマトとかを取り除いて食べている。なので、注文する時に「トマト無しでー、レタスは入れてー、あとマヨネーズをー・・・」と注文している人もいるが、店員は露骨に嫌な顔をしてた。

大学では授業中も何かしら食べている人が多いから、ゴミ箱は食べ残し、プラスチックのコップや皿、缶などで一杯になる。驚くのは、コーヒーやコーラなどを中身が入ったままゴミ箱に捨てること。運ぶの重いし、もれてきそうだし、燃やす時に余計なエネルギーが必要になりそう。これってモラルの問題だよな。

食べ物以外でも、大量の袋を抱えてデパートから出てくる人をよく見かける。最近は何故か鍋セットみたいなものを持っている人が多い気がするが、鍋ってそんなに頻繁に買い換えるものか?どうせ、食器洗い機で落としきれなかった汚れの蓄積を手で落とすのが面倒だから古いのは捨てちゃ、えみたいなことなんだろう。合理的とも言えるが、ちょっともったいなくないか?

一方で、こうしたアメリカの大量消費がアメリカ経済、いや世界経済を支えているんだろうな、とも思う。借金しまくりのアメリカ人の消費に支えられてる経済って・・・やっぱ危険だよねぇ。日本と欧州の責任は重い。
[PR]
by nycyn | 2006-03-24 12:37 | 雑感
光と影
f0081958_1030815.jpg
宗教画に出てきそうな空だ。
[PR]
by nycyn | 2006-03-23 07:19 | NYライフ
ゾウさん
今日、オフィスが近いクラスメートとランチをしてきた。和食が好きなアメリカ人は沢山いて、特に寿司は既に市民権を得ている感もあるが、意外と知られていないのがトンカツ。「殆どのアメリカ人はトンカツ好き」という話を以前聞いたことがあったので、ミッドタウンのかつ濱に行ってきた。それでアメリカ人の反応は・・・まあまあって感じかな。アメリカ人なので感想を聞いたらグレートとか言っちゃってるけど、「すげーよコレ」って感じの反応じゃなかった。でも、二人(もう一人はコロンビア人)とも完食してたからよしとするか。

コロンビア人が箸をご飯につきたてた時、指摘するかどうか迷ったけど、周りに日本人も沢山いたので、「それは縁起が悪いんだよ」と言ったら、ものすごい驚いてた。「何で?」って聞かれても答えられなかったのが情けないんだけど。。。後で調べてみたら複数の説があるらしく、とても外人に説明できそうもないから、まあいいや。

f0081958_10585346.jpg食べ終わってスターバックスでコーヒーを飲んでる時、アメリカ人が何かコソコソやってるなと思ったら、1ドル札でゾウさんとかを作ってた。アメリカ人は不器用な人しかいないと思ってたから、こんなことができる奴もいるんだと感動してしまった。アメリカ人にとってはこのゾウさんが余程珍しいらしく、スタバにいた客の半分くらいから声をかけられ、製作者は満足そうにうなずいてた。
[PR]
by nycyn | 2006-03-22 11:45 | 雑感
ライフスタイルの違い
昨日、前に書いたグループプレゼンテーションのメンバーの一人のアパートで打ち合わせを行った。彼は一人暮らしだが、完璧に彼の趣味で統一された内装ときれいに整理整頓された室内に驚いた。ベランダからハドソン川とリンカーンセンターの噴水が見える景色もすばらしい。
f0081958_55239.jpg
彼が入居する前の写真を見せてもらったらものすごく殺風景で、彼はそこから数ヶ月かけて大改造したらしい。日本だとアパートの壁に穴を開けるかどうかで悩む人もいるが、アメリカ人は床を全部はがしたりドアの位置を変更したり、やりたい放題だ。僕のアパートは原状復帰義務があるのでそこまで出来ないが、彼の部屋を見ると日曜大工意欲に駆られてくる。
f0081958_554067.jpg
彼と色々話す中で、日本とアメリカの違いを再認識させられた。

まずは、生活水準。彼は過去に数回の転職を経験、現在は何人もの部下をまとめる管理職。また、ジョージア出身の彼はそこに自分の家を持っていたが、これまた大改造することで家の価値を高め、ここ数年の地価高騰の恩恵を受けて物件価格は購入時の数倍になり、それを売却してかなりの利益を出したらしい。

そうしたこともあって彼の生活はかなりゴージャスで、アパートはレンタルだと思ったら購入(恐らく1億円以上)したらしく、ジープ1台、ハーレー2台、クルーザーを1台持ってる。部屋の中も、リビングと寝室で同時に同じ映像を映し出せるホームシアター(約100万円)とか、見事に統一された趣味の良い家具とかがいっぱい。彼はいわゆる富豪ではなく(たぶん)、日本で言えば「ランキング上位の大学を出てそれなりにキャリアを積んできました」といったレベルだと思うんだけど、日本じゃここまでの生活は出来ないだろうなと思った。

もう一つは人脈。アメリカでは転職することで自分の地位を高めていくのが一般的なので、彼クラスの人になると人脈作りにも相当力を入れている。人脈を管理・拡大していくためのパソコンツールを見せてもらったが、彼の直接の知り合いが約250人、その250人の知り合いが数千人、さらにその数千人の知り合いが・・・、という具合に「友達の友達はみな友達」みたいなことになってて、例えばGEの元会長ジャックウェルチには、5人の知人を経由していけばコンタクトできる、みたいなことがすぐに分かる仕組みになっていた。(コンタクトを先方が了承するかどうかは別問題)

そうした知人リストの中から自分が興味を持つ会社で働く上級職の人を見つけ出し、その人にコンタクトを取ることで転職の機会を伺うわけだ。各人のプロフィールの中には他人からの評価も含まれていて、「○○が高く評価しているなら信頼できるはずだ」といったことまで分かる。いやー、ホント合理的。一方、彼はこの人脈を維持・拡大するために、頻繁にパーティーなどに参加して情報収集してるらしく、大変な努力の上に成り立っているんだと納得した。

日本では終身雇用が今でも主流で昇進は主に年功で決まるんだよ、って教えてあげたら、彼は「俺なら耐えられない」だって。「じゃあお前は何のためにMBAを取るんだ」と聞かれて、「自分を高めるため」なんて思いつきで言ったけど、彼にしてみれば「自分を高める=出世・高報酬」ってことだから、僕の説明は意味不明なんだろうな。
[PR]
by nycyn | 2006-03-21 05:18 | NYライフ
日本決勝進出!
f0081958_15542921.jpgいやー、日本チームすばらしい!WBCで宿敵韓国を完封!!

何が良かったって、全てが良かった。前半は変化球、後半はストレートで押していった8奪三振の上原、前半のストレスを吹き飛ばす松中の2塁打、イチロー貫禄の3安打&2盗塁、そして何より王監督の絶妙な采配。代打福留の先制2ランもすごかったけど、代打宮本が追加点となるヒットを打った時は鳥肌が立った。勝手な想像だけど、これまで出場機会に恵まれなかった宮本を王監督はうまくモチベートしたんだと思う。

そして、ベンチの雰囲気が最高だった。僕もかつては真剣にスポーツに取り組んでいたから、選手があういう笑顔を見せる時の気持ちが分かる気がする。どんなスポーツでも、力を出し切った選手が見せる充実した笑顔をみるのが本当に好きだ。自分もその場にいるかのような錯覚のとらわれ、一緒に感動を味わう事ができた。そしていい酒が飲めた!

さあ、次はかつてオリンピックで負けているキューバとの決勝戦。第1回のWBCを笑顔で締めくくる日本チームを見たいなー。
[PR]
by nycyn | 2006-03-19 15:54 | 雑感
まだ寒い
先日暖かくなってきたと書いたばかりだが、最近はまた冷え込む日が続いている。今日ロックフェラーセンターの前を通ったら、まだスケートリンクがあった。いつまでやってんのかな。
f0081958_10263097.jpg
最近は(日系企業の)年度末ということで、送別会が続いている。飲み会は好きだし、お世話になった方々への感謝の気持ちもいっぱいあるけど、一方で学校の方がしんどくなってきた。来週末には経済の中間試験と、リーダーシップのプレゼンテーションが待ってるから、今週は集中して準備をしないと死んでしまう。

とはいいつつ、やはり気になるのはWBC。日本が2連敗した韓国にどういう戦い方をするのか、特別野球ファンというわけじゃないけど、やっぱ見なきゃいけないでしょう。今夜は焼酎片手に日本チームを応援だ。
[PR]
by nycyn | 2006-03-19 10:37 | NYライフ