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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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カテゴリ:雑感( 76 )
体重別運賃の是非
飛行機に乗る時、隣に座る人がどういう人かが気になるのは僕だけじゃないと思う。
うるさい人、しょっちゅうトイレに行く人、やたら動く人、等々・・・
でも、アメリカで飛行機に乗る時、一番迷惑なのが太った人だ。

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彼らは日本の太めの人とはレベルが違うので、「エコノミーのシートによく収まったな」と感心するほど。
普通には座れないので、お尻のお肉を持ち上げてシートに体を押し込んでいるのを何度も見たことがある。
座った後も大変で、肩幅がシート幅よりはるかに広いので、当然隣の人の「空間」を侵略することになる。
先日のアラバマ出張の時も、前の列の女性がこれを理由に席を変えてもらっていた。

こうしたことに加え、ジェット燃料の高騰も手伝って、何年か前に「体重別運賃」なるものの導入を検討した航空会社があったような記憶がある。
あれってどうなったのかな?
太った人達から「差別だ」とか言われて断念したんだっけ。

個人的には、体重別運賃は是非とも導入してもらいたい。
細かい体重区分を設けるんじゃなくて、一定以上の重量の人に加算運賃を課すなど。
でも、何キロ以上にするかという線引きの部分でモメたりするのかな。

こういう話をすると、やはり多くの人から「差別だ」と言われてしまうような気がする。
でも、本当に差別なのか?

反論 その1
反対派の人達は遺伝的なものを理由に差別だと主張するんだろうけど、真偽のほどはどうなんだろう。
どう考えても、僕には「自業自得」、「因果応報」にしか思えない。
太っている人は食事以外の時間でも何かしら口に運んでいて、歩いている時でさえムシャムシャやっている人もいる。
「仮に」遺伝的に太りやすい体質なんだったら、それを考慮して普通の人より摂取量を控えるのが常識じゃないのか。
マックを食べ過ぎて太った人がマックを訴えちゃったりする国だから、こんな事を言っても理解されないんだろうけど、太ってしまったことを他人のせいにするなんて、愚の骨頂だと思う。

反論 その2
「仮に」遺伝的に太りやすい人が限度を超えて太ってしまったとして、それに応じて加算運賃を請求されるのが何で差別なんだ?
例えば、日本人は近眼の人が多いけど、近眼は遺伝的な要素が大きいと思う。
だとすると、「遺伝的に」近眼の人は、メガネやコンタクトレンズの購入といった形で近眼ではない人よりもコストを払っているわけだけど、これも差別ってことになるのか?
僕は裸眼視力が0.1も無い近眼で、コンタクトとメガネを20年くらい併用してるけど、相当なコストを払ってきたぞ。(近眼の理由は遺伝であって、ゲームのしすぎではない、はず。。。)
視力以外にも、先天的な病気を患っている人だっているわけだし。
人は多かれ少なかれ遺伝的に差があるわけで、それに応じてコストが発生するのは仕方が無いことなんじゃないかな。
まあ、「限度を超えた肥満」の殆どは遺伝が理由じゃないと思うけど。


・・・と、こういう事をギリギリと主張しようというつもりはなく、「お互い理解しあって上手くやっていこうよ」という意見も理解できるんだけど、アメリカに来て飛行機に乗る度に隣に誰が来るかを心配しなきゃいけない状況を経験すると、ちょっと言ってみたくもなるのである。
それとも、僕の心が狭いのか?

また、米系航空会社の航空機はボーイング社製が多いと思うんだけど、アメリカの会社だったらあんなに狭いシートを作るなよ、航空会社も発注するなよ。
でも、経営が傾いている航空会社が多い現状を考えると、シート幅を広くして座席数を減らすような動きは出てきそうにないな。


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by nycyn | 2006-11-25 15:25 | 雑感
X460
先日買ったゴルフクラブで練習するため、チェルシー・ピアの打ちっぱなしに週末行ってきた。
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ピカピカのX460を取り出し、1球目からいきなりドライバーのフルスイング。
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まず最初に、音がすごい。
他のクラブよりもずっと高い金属音が響くため、周りの人も「ナンだ!」という感じで見ている。
隣で練習していた子供は、僕が打っているのをずっと見つめていたくらい。

で、肝心のボールは・・・ことごとく右へ・・・
何でだ?
最初はまっすぐ飛び出したボールでも、途中からスライスがかかるのである。

色々打ち方を変えてみると、強引に真っ直ぐ~左側に持っていくことは出来ても、逆にフックの確率が高くなる。
ちくしょう、せっかく買ったのに・・・、と思って何度も何度も打ち方を変えて打ったけど、どうしても納得のいく球が飛ばない。
ゴルフ屋の狭い試打室じゃ、そんなの分からなかったけど。


僕の分析によると、どうやら調子(キックポイント)が合っていないことが原因のようだ。

僕は長年テニスをやっていたせいか、スイングがインサイド・アウトになっていて、この打ち方じゃないと力が出ない。
これまでは、ボールを前の方(左足寄り)に置き、クラブヘッドが返った後にボールを捉えることでプッシュアウトを防いできた(つもり)だけど、どうも新しいクラブだとクラブヘッドの返りが弱いらしく、返りきらないヘッド(ヘッドが開いた状態)でボールを捉えているため、スライス回転がかかってしまうようだ。
(↑素人分析につき、間違っている可能性あり)

後からネットで調べて知ったんだけど、僕の打ち方でクラブヘッドを返すためには、シャフトの先(クラブヘッドに近い部分)が「しなる」やつ(先調子)じゃないとダメらしい。
でも、新しいクラブのシャフトには「Kick Point: High」(手元調子=先調子の逆)と書いてあった。
買った時点では「調子」なんて言葉を知らなかったからな・・・


ってことは、ダメじゃん。

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どうしよう。

中古屋に売る?
でも、買ったばかりなのにディスカウントされるのはムカつくな。

待てよ、ここはアメリカ、返品天国だ。
「中古の買取」じゃなくて「新品の返品」にすれば良いのでは?
殆ど傷も付いていないし。
いや、実は既に200球以上打っているから、光に当ててクラブヘッドを見ると、細かい傷は結構付いているんだけどね。

で、買った店に持って行って「ちょっとだけ打ってみたけど合わないから、リファンドしてくれ」と言ってみたら、店員は多少渋い顔をしていたけど、オッケーしてくれた!
しかも、税金分まで返ってきた!

いやー、やっぱアメリカはこういう所がいいよね。

ってことは、「新品購入→打ちっぱなし→返品」が何度でも出来るってことか。
一回くらいコースに持っていっても大丈夫そうな勢いだ。


クラブ代が全額返ってきたのはいいんだけど、自分に合ったクラブ探しは振り出しに戻ってしまった。
次回のクラブ探しテーマは、今回学んだ「先調子」に加えて、ヘッドを返しやすいバランス(D1とかいう単位)に注意すること。
これまでクラブに拘りが無かったもんで、こういう事を殆ど知らなかったけど、やっぱちゃんと勉強してから買わなきゃいけないね。


以下はチェルシー・ピア周辺。


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by nycyn | 2006-11-16 13:02 | 雑感
ゴルフシーズン到来
先週末、ゴルフに行ってきた。(←最近、更新が遅れがち・・・)
今年5回目。
多いっちゃあ多いし、ゴルフ好きな人から見れば「NYにいるのにたったの5回かよ」と思うかもしれない。
日本にいる頃は年に1~2回しかやっていなかったし、渡米してからは受験とかでゴルフをする余裕は無かったから、1年で5回もゴルフをするのは初めて。

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今はもう11月、厳冬を目の前にしてナンなんだけど、今更ながらゴルフにはまりつつある。
今年やった5回のスコアは全て100前後、全く進歩していない。
何がいけないのか・・・、ということを考えていたら、ある事に気がついた。

僕は普通の人より飛距離が出るので、ロングホールのスコアが良いことが多い。
ショートホールはまあまあ。
だから、大抵は14ホールあるミドルで苦しんでいる。

ミドルホールは400ヤード前後が多いけど、中には短めのミドルホールもあり、ここはスコアを縮めるチャンスだ。
でも、僕にとってはこの短めのミドルホールが鬼門らしい。

例えば、350ヤードのミドルホールの場合、僕のドライバーの飛距離が多分280ヤード前後だから、第一打が「上手くいけば」、残りは70ヤード程度だ。
でも、ゴルフをする人は分かると思うけど、この70ヤードという距離は結構難しい。
どんなクラブを使ってもフルスイングは出来ない距離だから、ハーフスイングせざるを得ないんだけど、中途半端なスイング(所謂「置きに行く」ってやつ?)でシャンクしたりダフッたり・・・
こうなると、グリーンまでの「長く空しい道のり」を味わうことになってしまう。

でも、先日のゴルフの時、残り120ヤードくらいの第二打をピッチングで打ったら、カップに蹴られてイーグルこそ逃したものの、カップまで15cmくらいのショットが出た。
当然まぐれなんだけど、その時気づいたのが、「ピンまで120ヤードって殆ど打ったことが無いな」ということ。
ドライバーでナイスショットが出れば残りは100ヤード弱だし、ミスすれば150ヤード以上残ることが多い。
だから、ピッチング・ウェッジを使った記憶があまり無いけど、残り70ヤードのハーフショットよりも、150ヤード以上のアイアンショットよりも、残り120ヤードのPWフルスイングの方が打ちやすいことは間違いない。

と言うことは、これまでドライバーでのナイスショットに拘り、苦手な70ヤードの第二打を沢山打ってきたけど、「残り120ヤード」となるような第一打を心がければ良いのでは!

という話をゴルフ好きな先輩にしたら、「そんなの当たり前じゃん」と失笑されてしまった。
確かに、プロがそうしているという話は以前に聞いたことがあったけど、僕はドライバーショットに拘るあまり、そんな基本的なことを今まで忘れていたようだ。。。


もう一つ、パターって重要だね、ということにも今更気づいた。
僕はゴルフショップに雑に置かれている1980円のパターをずっと使ってきたんだけど、先日友達のパターを借りて打ってみたら、すごく打ちやすいのである。
打ち損じは少ないし、軌道が安定する。
だから、パターを変えれば多少スコアが改善されるのでは!?


・・・という背景があって、今更ながら「ゴルフしたくてたまらない病」にかかっているのである。
今までは「1年ぶり」みたいな状況でゴルフをすることが多かったこともあり、スコアに拘りが無かったけど、年に5回もやってスコアが改善しない状況は何とかしなければならない。


ということで、今日の会社帰りにゴルフショップへパターを買いに行った。
買うやつは事前に決めていたので、5球くらい試打して問題なさそうだからソッコーで決定。
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その後、フロアをウロウロしていたら、キャロウェイのドライバーが目に入った。
うう、欲しい・・・

実は今日の昼間、前述のゴルフ好きな先輩とゴルフクラブの話をしていた時、「ドライバーを変えた方がいいんじゃない」と言われていた。
また、その先輩とは一緒にラウンドしたことがあるんだけど、その時にも変えた方が良いと言われていた。
僕のドライバーは7~8年前に買ったもので、その時点で既に時代遅れと言われていたものを安さだけを理由に選んだ。
でも、僕のスイングスピードを考慮するとシャフトが柔らか過ぎるらしく、そのせいで球が曲がってしまうらしい。
で、その先輩のお勧めがキャロウェイのX460というやつ。
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とりあえず、どんなもんか試打させてもらった。
店員に事情を説明し、シャフトの硬いものを選んでもらう。
うん、確かに硬くて、全くしなりが無いような感じ。
柔らかいシャフトのやつも打たせてもらったけど、硬い方がどこか安心感がある。
会社用のシャツのまま、室内でビュンビュン試打しているサラリーマンもどうかと思うけど・・・

で、買っちゃった・・・X460♪

店員曰く、「8年前のクラブを使ってたなら、距離は伸びるし方向も安定するよ~」だって。
うわー、どうしよう。


ということで、寒さに負けず、もっとゴルフに行こうと決意を新たにした。
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by nycyn | 2006-11-10 11:41 | 雑感
味覚
f0081958_2118213.jpg先日、コロンバス・サークルのマンダリン・オリエンタル・ホテルにある Asiate に行ってきた。
しかも、おごりで。
(写真はOpenTableから)

ここは35階からの眺望が楽しめ、日本人がシェフを務めるフレンチ・ジャパニーズのお店として各方面で取り上げられている有名なお店。
ディナーで多少のお酒を飲めば、一人100ドルは軽く超える。

客層はやはり「それなり」で、ビジネスディナーやデートと思しき高貴な人達ばかりだった。
夜景を活かすための薄暗い店内は雰囲気が良く、店員の対応もすばらしい。
帰りがけにマネージャーっぽいアメリカ人が、腰をかがめて揉み手で料理の感想を聞きに来た時はちょっと引いたけど。。。

味は「まあまあ」、かな。
アメリカ人向けの店だから当然味付けは濃く、和食よりも洋食テイストが強い。
前菜のタコは美味しく、メインのロブスターは味が濃すぎてロブスターなんだか「かにもどき」なんだか良く分からず、デザートに出てきたスフレはマンゴー味との組み合わせが最悪で、殆ど手を付けられなかった。

以前にも書いたけど、僕はグルメじゃないので、この手の高級店の味が良く分からない。
料理だけに着目すれば、こういう店の料理よりもヨシギュウの方が美味しいと思ってしまう。
僕の解釈では、高級店は内装、店員、雰囲気に加えて「手間隙かけて作った料理」でもてなし、特別なシチュエーションを演出するためのお店として存在意義がある、という位置づけになっていて、高級店が必ずしも美味しい料理を出す店とは考えていない。
だから、僕はプライベートで高級店に行くことは殆ど無いし、行ったとしても美味しい料理を食べるためではなく、雰囲気や話題性のためである。

例外は寿司屋。
寿司だけは、値段と味が比例しているような気がする。
でも、これは日本での話であって、NYの寿司屋は値段と味が比例しているとは思わない。

・・・という話を何人かの友人にしたことがあるんだけど、納得が得られたり得られなかったり。
「料理の美味しい店は?」と聞かれて高級店の名前ばかりを並べる人がいると、「本当に味が分かってるの~?高級店で出される料理なら何でもいいんじゃないの~?」と穿った見方をしてしまう、B級グルメしか愛せない僕の味覚が歪んでいるのかな。
まあ、味なんて主観的なものだから、議論しても仕方が無いんだけど・・・
でも、ジャンジョルジやアランデュカスの「料理」が美味しい!と心から思える日本人のご意見を伺ってみたいものだ。

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昨晩は頭が働かないから早寝をし、今朝は4時に起床。
ということで、早朝のエントリーでした。(←勉強しろよ)
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by nycyn | 2006-11-01 21:49 | 雑感
電卓
f0081958_13221984.jpgこの電卓、多分20年くらい使っている。
シンプルで機能は少ないけど、小さくて軽いしソーラーパワーで電池交換不要だから、ずっと愛用してきた。
値段は覚えていないけど、当時でも千円以下だったはず。

金融機関で働く人は関数電卓を使っていても良さそうなもんだけど、僕は入社後もコレしか使っていない。
ややこしい計算をする時はエクセルがあるし、顧客へのプレゼンのような、パソコンが無い場所で計算が必要となる仕事をしてこなかったから、ニーズが無かったのである。
一度だけ、証券アナリスト試験の前に関数電卓を買おうかと思ったことがあったけど、テキストや問題集を解いていたらそんなに難解な計算は不要だと分かったから、試験では標準偏差・相関係数やデュレーションの計算もこの電卓で乗り切った。
「10乗」とかを計算する時は、掛け算を何回もしなきゃいけないから面倒だったけど。。。

今の大学でも、計算する時は殆どエクセルを使うから、電卓の使用頻度は低い。
仮にエクセルが無くても、対数や累乗根が出てこなければ、大方の計算はこの電卓でできるけど。

ところが、最近、この電卓の調子が悪い。
ソーラーパワーだから電源が切れるはずは無いんだけど、頻繁に切れるのだ。
計算していると、途中でブチッと画面が消えるケースが続出。
ああー、ついに寿命か。
苦楽を共にしてきた電卓だけに、諦めきれない・・・

とは言え、パソコン使用不可の試験があったりすると、こんな状態の電卓じゃ受験できないから、新しい電卓を買うことにした。

さて、同じ機能の電卓を買うべきか、それとも関数電卓を買うべきか・・・
迷うところじゃない?

で、ついにこの歳にして初めて関数電卓を買うことにし、アマゾンで注文した。
色々あってどれが良いか分からないから、投資銀行で働く人は必携と言われているHewlett-Packardの「12C」を選択。
調べてみると、12Cは計算式の入力が逆ポーランド式?とか言う特殊なものらしく、馴染めないと嫌だから、普通の入力もできる「12Cプラチナ」というやつにした。
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これで僕も金融マンの仲間入り?
早く届かないかな。


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by nycyn | 2006-10-30 13:39 | 雑感
NYの日本人
前回書いた「日本からの脱出」に関して、補足。

書きたかったことは、

・目的が曖昧なまま現実逃避として渡米を選択する人が多くなってきている。
・NYタイムズは渡米する日本人女性が全般的にそうであるかのような書き方をしていた。
・日本人女性がそのように見られていることに対して、悲しい気持ちになった。
・一部の人たちは「楽園」を求めて渡米するのだろうが、現実は厳しい。
・お金と時間を無駄にしないためにも、その辺りを良く考えてから行動したらどうか。

ということ。

だから、がんばれる人以外は渡米するなと言うつもりも権利もないし、今後もこの流れが大きく変わることは無いと思っている。
具体的な夢やがんばろうという気力は無いけどとりあえず渡米したい、というのであれば、キング牧師よろしく"I have a dream"とか言わず、「長期休暇」とすればいいと思う。
まあ、"I have a dream"と言うのも個人の勝手なんだけど、僕の希望を言えば「周囲への影響も考えてくれたらなー」とか「アメリカ経済じゃなくて日本経済(の個人消費)に貢献してくれたらなー」という感じだ。

なお、これらは「なんちゃってアーティスト志望の人」を前提に書いたことだけど、実際はこういう人達よりも企業・お店に勤めている人や留学(準備)している人の方がずっと多いと思う。
スキルアップを図る人、永住する人、日本が嫌いな人、など様々だと思うけど、ある人は日本におけるキャリアをリスクに晒し、ある人は借金して留学し、またある人は孤独と不便に耐えながら生活している。
だから、彼らのことは尊敬しているし、彼らのことを批判的に書いたつもりはない。

そもそも、自分の事を棚に上げて何を言っているんだ!というご意見があることも然り。
でも、自分勝手なことを書けるのもブログの特徴の一つだと思うんだよね(笑)


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ということで、どさくさ紛れにNY在住の日本人について少々・・・

ブログで何度か書いたけど、態度の悪いアメリカ人に出会うことはしょっちゅうある。
でも、それよりも嫌なのは、アメリカ人の悪いところばかりを真似する日本人だ。
運悪く、渡米直後はこの手の日本人と接する機会が多かった。

例えば、僕が利用した日系の不動産業者。
アパートを紹介する時は頻繁に連絡してくるくせに、契約書にサインして自分にコミッションが入ることが確定した直後から連絡がつかなくなる。
留守電にメッセージを数回残し、伝言も依頼し、メールも送ったけど連絡が取れず、一週間くらいしてから何事もなかったかのように連絡してきた。
他にも幾つかの日系業者を利用したけど、いい加減な受け答えをする(多分・・・だと思います、みたいな)、安請け合いして約束を守らない、時間にルーズ、などなど。

彼らを見ていると、確信犯的な気がしてならない。
渡米直後はこうしたことでストレスがたまり、同僚たちと「奴らはだらしなくて日本では生きていけないから消去法的に渡米し、アメリカでは表だって非難されないから態度を改めないんだろう」などと話していた。
アメリカ人の悪態には慣れてしまって何とも思わなくなってきたけど、相手が日本人だと何故か異常にムカつくのである。


つい先日も、時間にルーズな日本人がいた。
仕事で外資系の日本人が訪問してくるというので、他の予定を動かしてまで時間を取っておいたのに、予定の時間を1時間過ぎても連絡が無く、結局その日は訪問して来なかった。

ビジネスで時間にルーズな日本人を見ると、それで許されると思っている精神に腹が立つ。
理由が事故に巻き込まれたとかならまだしも、単に他の予定を優先したり、うっかりしていただけ。
僕がNYで誰かの訪問を受ける時、遅れるのは決まって日本人、しかも日系ではなく外資系で働く日本人だ。
こういうのを見ると、彼らが外資で働くことを選んだ理由って・・・、と思ってしまう。
(彼らを蔑視しているだけで、外資がそういう職場だとは思っていない。念の為。)

同僚は皆優しいから「彼も色々事情があったんだよ」と言うけど、僕はそうは思わない。
「遅れる」という電話の一本もかけられない人とビジネスはしたくない。
だから、彼と何かの取引をすることは無いだろう。

因みに、僕がビジネスでかかわるアメリカ人は皆時間に正確だ。
彼らは予定時間きっかりに到着するし、万一遅れる場合でも予定時間の前に必ず連絡がある。
僕も良くやるけど、予定の時間より早く到着してビルの下で時計を見ながら時間を潰し、時間通りに訪問しようとしているアメリカ人をよく見かける。
訪問する方の人が自分の時間を犠牲にし、相手に合わせるのがマナーだと思う。
ビジネスでは時間はカネなのである。
飲み会に遅れて参加するのとはワケが違う。


こうした少数の日本人の存在により、前回書いたNYタイムズの記事のようなものが一般論として世の中に出てしまう。
でも、不動産業者や外資系で働く日本人の多くは時間をきっちり守る人だと思う。
実力主義と言われる外資系で働いているんだから、時間を守らなかったり態度の悪いことでビジネスチャンスを逃している人は淘汰されていくべきだ。

NYにいるルーズな日本人は、「アメリカらしさ」を間違って解釈しているのか、或いはアメリカの包容力に甘えているのか・・・
彼らは違った意味での「アメリカかぶれ」なのかもしれない。


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by nycyn | 2006-10-20 11:35 | 雑感
日本からの脱出
日本の芸能サイトZAKZAKを見ていたら、以下の記事があった。

日本の若い女性NYへ脱出…NYタイムズが特集記事
米紙ニューヨーク・タイムズは15日付で、「日本からの脱出」と題した特集記事を掲載、日本にない自由を求めてニューヨークに移り住む若い日本人女性が増加していると紹介した。
記事は、1990年代はフリーターの若い男女がほぼ同じ割合で渡米してきたが、最近は男性が日本経済の回復で職を得られるため、割合についても女性が増えてきたと分析。日本では結婚して出産することを求められ強いプレッシャーを感じるため、「自由な街」ニューヨークへ逃れてきていると指摘している。
3カ月から3年ほど滞在するケースが多く、東京の書店にはニューヨークのガイド本が並ぶ一方、マンハッタンのイーストビレッジには日本人女性が多く集まる居酒屋まである、としている。
記事には、プロのダンサーを夢見る20歳代前半の日本人女性らが登場。「両親はとても保守的で、私が日本人の男性と結婚することを望んでいる」「ニューヨークには自由がある」などとの発言も載せている。(共同)

面白そうだったから、NYタイムズの記事も読んでみた。(記事は一番下)

上の日本語記事はオリジナルを要約しただけでニュートラルに書かれているけど、NYタイムズの記事を読むと、日本人として複雑な気持ちになる。

記事に登場する日本人は「NYにいると(定職に就け、等の)プレッシャーを受けず、自由を手に入れられる」と発言しているけど、本当にそうなのか?
日本では「フリーター」や「ニート」という言葉は批判的な意味を包含して使われることも少なくないが、一方でNYタイムズの記事でもフリーターは「Slacker(なまけ者)」という言葉で表現され、「彼らの一部は親からの仕送りで生活し、労働ビザが得られるまでの間、英語を使わなくて済む日系の居酒屋で他の日本人フリーターと飲み会をやっていたり、小遣い稼ぎのためにヌードモデルになったりしている」と「批判的に」書かれている。
僕はこの記事に登場するような人の知り合いがいないから実際のところは分からないけど、この記事を読む限り、彼女らを見る社会の目は日本もNYも似たようなものではないか、と思ってしまう。

日本とNYの違いは、以前に「出る杭は打たれるのか」の中で書いたようなことだと思う。
つまり、階級社会であるアメリカでは、階級によって学校や職業、住む場所、利用するレストランまで(完全にではないが)分かれている。
日本にいる人は「そりゃウソだろ」と思うかもしれないけど、マンハッタンを歩けばストリートが数本違うだけで雰囲気や歩いている人が違うし、メトロノースに乗れば乗り降りする人の「階級」が駅によって明らかに違うことに気が付くはず。
そんなアメリカ(NY)では、フリーターとフリーター以外が交流することは少ないため、フリーターはフリーターとしか付き合わず、フリーター以外の人はフリーターには関心がないため、フリーター同士のコミュニティ内ではプレッシャーを受けず(出る杭とならず)に済み、居心地がいいんだろう。
言い換えれば、階級が異なる人には注意すら払わないのがNYじゃないだろうか。
一方、日本では(フリーターから見れば)おせっかいな人が多く、フリーターに対して冷たい視線や言葉を浴びせる人も少なくないため、それがプレッシャーになるんだろう。

そういう意味では、記事にある「NYではプレッシャーを受けずに済む」というのは本当かもしれない。
しかし、それが記事にあるような「自由を手に入れる」事であり、「NYに行くことがサクセスストーリー」なのかは疑問。
「自由」の裏返しは「自己責任」だと思う。

記事に出てくる人達は、企業に就職するというよりは、アート等の世界で飛躍を目指している人だろう。
「NYは勝者と敗者、優劣の差がはっきり出やすい」と巷で良く言われているけど、本当にそうだと思う。
アート等の世界では「自由」な生き方をしている人の中から「勝者」が出てくることが多いイメージがあるけど、裏を返せば大半の人は「敗者」となるわけだ。
NYには敗者にもチャンスがあると言われるけど、単にチャンスがあるだけで勝者になる確率が高い訳ではなく、決して敗者に優しい社会ではない。
敗者のままでいるなら、日本の方がよほど居心地がいいだろう。

NYタイムズの記事を読むと、こういう事実を認識しないで「とりあえず」NYに来る人が多いのでは、という印象を受けた。
もしそうだとしたら、こうしたNYの厳しい現実も認識したうえで渡米を考えるべきじゃないかな、と思う。
それを認識したうえで、それでも日本が嫌だからNYに来る人もいるんだろうけど、そうであれば、一生NYでやっていくのか、ある程度過ごしたら日本へ帰るのか、日本へ帰ったらどうするのか、など考える事は沢山あると思う。

NYのピアノバー(日系キャバクラ)に何度か行ったことがあるけど、そこで働く女性の何人かは、「とりあえずNYに来た、英会話学校(NOVAみたいな学校)に一日一時間だけ通うことで「留学生」としての学生ビザを発給してもらい、とりあえずビザが切れるまではNYにいるつもり、Hip Hopサイコー」みたいな感じ。
NYに来て半年というキャバ嬢から「ゴナ(gonna/going to)ってどういう意味ィ?」と聞かれた時は、鼻からビールが出そうだった。

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(NY Timesから)

一方、大きな夢を持ち、一生懸命努力して勝者になることを目指している人、勝者となった人も多いと聞く。
彼(女)らは渡米前から明確なビジョンを持ち、努力を厭わず、夢の実現に向けてストイックに頑張っているようだ。
勝手な想像だけど、NYで勝者になれる人は、日本でも勝者になれた人じゃないだろうか。
逆に言えば、勝者じゃなくても「それなりに」生きていける日本で勝者になれない人はNYでもなれないのでは、と思ってしまうのである。


・・・と、何を書きたかったのか分からなくなってきたけど、NYタイムズの記事を読んで、何故か複雑な心境になったという話。

一方で、自分の意思でNYに一人で乗り込んでくる意識と行動力はすごいな、とも思う。
上の方で偉そうなことを書いているけど、僕は会社の転勤でNYに来ただけであり、渡米に関してはかなりの部分で会社のサポートを受けた。
こうしたサポートも無く、知人もおらず、単身NYに乗り込んでくるその姿には逞しさを感じるし、尊敬する。
だから、同じ日本人として、彼(女)たちにも頑張ってもらいたいと思うんだよね。
大きなお世話なんだけどさ・・・


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ニューヨークでは、何をやっても殆どの人が見向きもしない。
人は人、自分は自分。
自由と都会の冷たさを併せ持つこの街が好きですか?
僕は結構好きです。

NYタイムズの記事
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by nycyn | 2006-10-18 09:17 | 雑感
乾燥
ここ数日、最低気温が5℃前後の寒い日が続いているけど、寒さと共にやってくるのが乾燥。
ニューヨークは東京よりもずっと乾燥している。

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僕は(男のくせに?)乾燥肌で、日本にいる時はさほど気にしていなかったけど、ニューヨークでは乾燥対策が欠かせない。
引っ越してきてすぐの頃、皮膚が乾燥するから痒くなってボリボリかくし、ベルトの部分が体とこすれたせいか、腰骨の辺りから血がにじんできたこともあった。

そんなこともあり、冬場は加湿器と乳液が欠かせない人となってしまった。。。

f0081958_60116.jpg加湿器と言っても、日本にあるような上品に蒸気が出るやつじゃなく、巨大でパワフルなやつ。
うちではHolmesというメーカーの一番大きなやつを使っている。(写真はWalmartから)
これは単純な造りで、下の部分にたまっている水をスポンジが吸い上げ、ファンを回して蒸気を飛ばすというものだけど、かなり強力に湿度を上げてくれる。
やりすぎると、寒い日の朝にはアパートの外壁につららが出来るほど。
他にも、加熱式とかミスト式、日本にはイオン式なんてのもあるみたいだけど、加熱式は電気代がかかるので要注意。
郊外の一軒家に住んでいる人が加熱式の加湿器を使っていたら、電気代が月400ドルにもなったという話を聞いたことがある。

そんな加湿器を使っても、完全に乾燥を防げるわけじゃない。

乾燥して嫌なのは、書類で手を切ること。
昨日も大学で教授が配る資料を右から左へまわしていたら、スパッと手が切れた。
表面が薄く切れるだけだったらいいんだけど、血が出ると止まるまで押さえていなきゃいけないから面倒なんだよね。
手を洗う時もちょっと痛いし。

また、静電気も嫌いだ。
僕は帯電しやすいのか、ドアノブや電気のスイッチに触れる度にパチッとくる。
「静電気を軽減するストラップ」なるものを使ったりもしてるけど、あまり効果はないみたい。

何かいい静電気対策グッズがあれば、教えてください。


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6 Avenueでストリートフェア、42ndからセントラルパーク辺りまで、人人人・・・


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こんな人もいた(何かの撮影中)
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by nycyn | 2006-10-16 06:11 | 雑感
ジャグジー
今朝ニュースを見ていたら、Jacuzziという会社が買収されるとの記事があった。
Jacuzziって何だ、と思って記事を読んでいくと、ジェットバスを作っている会社とのこと。
ははーん、Jacuzzi(ジャクージ)というメーカーが作ったジェットバス(泡の出る風呂)をメーカー名で呼ぶようになり、ジャクージの発音が崩れてジャグジーになったんだな。

と思ってググってみたら、やはりそうだった。

ジャグジーとは1968年、アメリカのカリフォルニア州でジャクージ兄弟により開発され、世界で初めて商品化されたジャクージ社の製品名のことをいいます。ジャグジーは正しくはジャクージと呼びます。「ジャクージ(Jacuzzi)」が“ジャグジー”に変化したものと思われます。さらに、もっと正しくはワールプール・バスと呼びます。ワールプールとは「渦巻き」を意味し、浴槽内の流れの様子を表した名前が本来の呼び名なのですが、日本ではジャグジーという名が定着しています。 ジャグジーが生まれた背景にはジャクージ兄弟の母親がリュウマチをわずらっていたことで少しでも良くなって貰おうという親への愛から生まれたものでした。もともとモーターを作っていたこともあり、モーターポンプ技術を駆使してジェットバスを試作。それを母親に提供したところ、治療効果がはっきりと出たことを確認。そしてジャグジーバスは当初医療器具として初めて商品化されたのです。(コチラのHPから)

これまで、英語での会話中にジャグジーが話題になったことは無かったけど、もし話題にのぼっていたら僕は間違いなく「ジャグジー」と発音し、アメリカ人からは「何それ?」という反応をされていただろう。
英語では、ジャクージかワールプール・バスと言わなきゃいけないんだね。
アメリカに2年も住んでいながら今頃気付くのもどうかと思うけど・・・

同じように、以前アメリカ人と車の話をしていた時、「タクシーのクラクションが・・」みたいな発言をしたら、「クラクションって何?」と言われた。
調べてみたら、クラクションはKlaxonというイギリスのメーカーで、アメリカでは「ホーン」と言わないと通じないらしい。

たぶんこれ以外にも沢山の和製英語があるんだろう。(ご存知の方は教えてください!)
また、日本では間違った意味で使われている英語も少なくなく、ナイーブ(≒バカ)とかが有名だけど、ナイーブという名前の「肌に優しい」石鹸が日本にあるという話を学校でしたら大ウケだった。


発音の違い、特に地名に戸惑うことも多い。
先月旅行したプラハは現地語でも日本語でも「プラハ」だけど、英語では「プラーグ」になる。
以前、クラスメートが「ジニーバに行ってくる」と言っていて、他の人から「彼はどこに行ったの?」と聞かれた僕は「ジェノバ(イタリア)にいるらしいよ」と答えてしまったが、「ジニーバ」とは「ジュネーブ(スイス)」のことだと後で知った。
他にも、チューリッヒはズリックだし、ウクライナはユークレインである。


知らないものは仕方がないとは言え、こういうのって恥ずかしいんだよね。
日本にいる頃「さんまのスーパーからくりTV」の「ファニエスト・イングリッシュ」を見ていたら、若い日本人女性が「はし(チョップスティック)」のことを「チュッパチャップス」と言っていたが、アメリカ人からすれば僕の間違いと大差ないのかもしれない。


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by nycyn | 2006-10-13 09:35 | 雑感
ムシ
ここ数日は天気の良い日が続いていて、昼間の日向は少し暑いくらい、夜は窓から涼しい風が入ってくる。
だから、夜は窓を開けていることが多い。

ところが、窓を開けると虫が入ってきてしまう。
蚊、蝿、蛾に加え、たまに蜂やてんとう虫まで。
マンハッタンのど真ん中でもこんなに虫がいるんだ、と思うくらい。


でも、不思議なのは・・・


うちは37階なんだけど・・・


日本にいる時、確か10階くらいになると虫は上がってこられない、なんて話を聞いたことがあるんだけど、ニューヨークはどうなっているんだ。
上昇気流でも起きてんのか?
パワーが違うのか?
窓を開けてタバコを吸っていると、普通に蝿がブーンと飛んでいたりする。


そんな虫も、一ヵ月後にはいなくなるだろう。
また寒い季節が来てしまう。。。


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by nycyn | 2006-10-11 10:14 | 雑感