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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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カテゴリ:MBA( 64 )
ニューヨークな夫婦
昨日の授業中、クラスメートの奥さんが授業を見学に来てた。ダンナの授業態度をチェックしにきたと思いきや、奥さんも受験を考えているとのこと。すげぇ。

彼はメリル、奥さんはリーマンで働く投資銀行夫婦。彼に聞いたら、奥さんは彼に対するライバル心が強く、彼がMBAを取得するなら自分も、と思ったらしい。いったい夫婦でいくら稼ぐつもりなんだ?

彼とは以前のプレゼンが同じグループで、普段から色々なことを話しているんだけど、前に「奥さんと平日会話することはあまり無い。食事は朝と昼がデスクでサンドイッチ、夜はビールとピザ。ゆっくりした生活も憧れるけど、今はこのスタイルが自分と奥さんに合っている。」と言ってた。他の何人かにも聞いてみたところ、結構似たような答えが返ってきた。これって典型的なニューヨーク夫婦の生活なのかな?

彼は西海岸出身で、いずれは戻るつもりらしい。若いうちに死ぬほど働いて資産を形成し、人生の後半は西海岸の温暖な気候の下でのんびりするのかな?うーん、うらやましいぞ。
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by nycyn | 2006-04-10 09:05 | MBA
MBAな土曜日
今日は朝からビジネススクールへ。リビューセッションに参加するため、朝7時に家を出てタイムズスクエアを横切ると、土曜日・早朝・雨というコンディションのせいかほとんど人がいなくてものさびしい感じ。
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大学は期末試験が近づいてきていることもあって、教授はものすごい勢いで授業を進める。僕が受講しているのはフルタイムMBAじゃないから授業数が少ないのは仕方ないんだけど、それにしてもスピードが速い。会計の授業では、有価証券の分類(売買目的とか満期保有とかいうやつ)とその会計処理(時価評価→損益認識又は資本直入みたいなやつ)の説明を5分くらいで終わらせてた。僕は仕事の関係で知ってるからいいけど、バックグラウンドが金融じゃない生徒は文句を言いまくってた。初めて聞いたらそりゃ分からんわな。

リーダーシップの授業では、ドイツとフランスの製薬会社が合併するというケーススタディ。国民性、企業文化の違いを乗り越えて、軋轢を軽減しながらシナジーを出す方法論を議論する。途中、ドイツ人留学生が「国境をまたいだ合併で一番障害になるのは言語の違いだ」って発言して、僕はその通りと思ったんだけど、クラスの7割が英語しか話せないアメリカ人にはそういうのは分からないんだろうな。僕はまさにその障害をこのクラスで実感してるよ、って言おうかと思ったけど、アメリカ人に対する批判だと思われると嫌だからやめておいた。こういう日本人的な考え方が英語力の上達を阻んでいるんだろうけど。。。

そんな一日だった。12時間も学校にいると、最後の方は集中力が無くなって授業聞けないんだよね。帰りの地下鉄でアメリカ人たちが辛い辛いって言ってたけど、僕から見れば「英語で苦労しないだけいいじゃん」と思う。まあ、人間はその時おかれた状況の中で自分なりの「標準」を定めて、そこを基準に辛いとか幸せとかを判断するから仕方ないんだけど。翻って、僕の事を「英語なだけいいじゃん(俺はスワヒリ語だぜ)」と思っている人も世の中にはいるだろうから、僕もがんばらなきゃいけない。
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by nycyn | 2006-04-09 13:00 | MBA
プレゼンテーション
昨日、大学のリーダーシップの授業でプレゼンテーションを行った。

実はこれ、生まれて初めての英語でのプレゼン。緊張しないわけが無い。アメリカ人じゃない僕がどうやってプレゼンをするのか、約60人のクラスメートは食い入るように僕を見るはずだ。どうしよう。。。

訳あって、いつものスタディグループとしてではなく、他のグループの追加メンバーとしてプレゼンをすることになった。どのグループに加わるかは自由に選べたから知り合いの多いグループを選んだんだけど、少しためらいもあった。ネイティブじゃない僕が加わることで、グループとしてのプレゼンの評価が下がる可能性もあるから。でも、そのグループのメンバーは快く僕を迎えてくれた。いやー、これは嬉しかった。迷惑をかけないように、出来る限りの貢献をしたいと思った。

まず、3週間前にプレゼンの流れをまとめたドラフトを作って、メンバーに送った。これはあまりに早すぎて一週間くらい何の反応も無かったけど。その後、みんなも動き始めてからは、パワーポイントを作ったり、打ち合わせのセッティングをしたり、なるべく積極的に動くようにした。予想通り、話法とか説得力を増す構成、といった英語の部分では何の貢献も出来なかったけどね。

プレゼンの前日は、自分のパートの原稿を作って丸暗記した。日本語だったら箇条書きで十分だけど、英語の場合はこうでもしないと緊張して話す内容を忘れそうだから。

そして当日、何故か予想外に落ち着いて話すことが出来た。丸暗記してるからスラスラ話せて当たり前なんだけど、普段の僕の会話力からすれば驚異的なことなので、クラスメートが少し驚いた顔をして僕を見ているのが面白かった。

プレゼン終了後、みんなが暖かい言葉をかけてくれた。よくやった、すげーよ、感動した、など、アメリカ人ならではの大げさな表現も、今日は耳に心地よい。これまで殆ど話したことが無いクラスメートもわざわざ僕の席まで来て声をかけてくれた。みんな、やさしいなあ。

プレゼン終了後は準備の疲労とほっとしたこともあって、授業は殆ど聞いてなかった。まあ、こんな日は余韻に浸っていてもいいだろう。

帰りに地下鉄を降りると、チビッ子がダンスを披露してた。これもプレゼンみたいなもんで、準備とか色々大変なんだろうな、と思い、1ドル札を彼らの帽子の中に入れて家に向かった。
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by nycyn | 2006-03-27 11:37 | MBA
ビジネススクール
f0081958_11553146.jpg僕は普通のMBAではなく、仕事をしながらMBAを取得するプログラムに通っている。授業の回数は少ないが取らなければいけない単位の数は同じなので、授業でカバーできない部分は宿題でやることになる。先日は3日間(授業回数6回)しか受講していない科目について中間試験があった。
なので、平日の夜と早朝、そして週末は勉強していることが多い。せっかくのニューヨーク生活を満喫したいところだが、中々そうもいかない。

f0081958_11563717.jpg特徴としては、生徒の年齢層が高いこと。フルタイムMBAだと20台が中心だが、僕のクラスは30台中心。結構シニアな人もいて、会社の社長から大手投資銀行のManaging Directorクラスまでいる。

現在受講しているのは以下の4科目。

※写真と本文は関係なし。



○会計
会計処理といった基本的なものに始まり、次第に財務分析に移っていく。当然、アメリカ会計制度(FSAB)ベースの講義だが、日本の会計制度とさほど変わらないので、今のところあまり苦労していない。教授がフランス語圏の人らしく、彼の英語は強烈に聞き取りにくいが、得意な科目なので半分しか理解できなくても何とか助かっている。教授の趣味なのか、流行の倫理的観点からなのか、会計制度を悪用・曲解した事例の紹介が多い。

○統計
分散や正規分布といった超基本的なものから学習するのと並行して、これらを実務に反映させたケーススタディを行う。授業数が限られているので授業中にケースを議論することは少なく、スタディグループで議論してペーパーにまとめるのが中心。会計同様、用語が異なることを除けば統計はどこで学んでも同じなので、こちらもあまり苦労していない。良く聞く話だが、アメリカ人は本当に数学が苦手で、10点満点の小テストで0点を取った生徒が複数いたらしい。教授はコメディアンのような人で、毎回ゲームをやっては勝者に自作ビールを贈呈している。アメリカ人はこの手の教授が大好きなようだ。

○経済
需要と供給のバランス等、基本的なミクロ経済を学びながら、ケーススタディを行う。経済学部出身なのだが、大学時代はあまり勉強していなかったため、新鮮な印象を受けてしまう。経済の基本を理解することが重要なのは百も承知だが、極端な前提条件が多すぎるため現実離れした感があり、少し冷めた目で見ている。ただし、イスラエル人の教授の説明が面白くて分かりやすく、日本のような理論をひたすら説明するような形式ではないので、楽しく受講できている。一方、彼は非常に厳しく、くだらない質問をすると露骨に非難するので、アメリカ人からは嫌われている。

○リーダーシップ
何と訳したら良いのか分からないが、Leading & Managing in Organizations というクラス。組織の中でマネジャーがどのように振舞うか、みたいなやつで、ケーススタディが中心。「組織の調和」がクラスのテーマで、企業文化、報酬、人脈形成のあり方みたいなものを議論するのだが、非常にソフトな内容なので明確な答えはないはずなのに、強引に答えを出そうとしているような感がある。なお、組織の調和と言っておきながら、最後には自分の出世、転職の成功といった価値観が見え隠れするため、アメリカ個人主義の根強さを感じる。ケースを読んだり議論する中で、英語の細かいニュアンスが分からないことが多く、今学期で最も苦労している科目である。

4科目中2科目が数字系の授業なのでまだ良いが、リーダーシップのようなフワフワした内容の授業が増えてくると、今よりずっと苦労しそうだ。
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by nycyn | 2006-03-12 12:01 | MBA