NewYorkScenery
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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
2007年 05月 21日 ( 1 )
バタバタ終了

嵐のような一週間がようやく終わった。
順番に書いてみると…

月曜日:日本からNYへ約11時間のフライト
火曜日:一週間ぶりの会社、宿題・予習も開始
水曜日:午前中仕事、NYからフロリダへ3時間のフライト、夜はホテルで勉強
木曜日:会議4時間、フロリダからNYへ「3+1時間」のフライト(後述)、夜は勉強
金曜日:大学の新学期開始、いきなり10時間の授業
土曜日:引き続き大学、夜は友人宅で2時過ぎまで飲み会

軽い時差ぼけもあったせいでどっと疲れた感じがしたけど、今朝は自然に目が覚めるまで寝ていたので疲れも十分に取れた気がする。


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ところで、日本に一時帰国したせいで色々な場面で日本とアメリカを比べてしまうんだけど、この一週間でアメリカの最悪のサービスを何度も目にした。

例えば、木曜日にフロリダからNYへ戻ってくる道中のこと。
マイアミ空港のセキュリティの列が中々進まないので何だろうと思っていたら、手荷物を検査するX線の機械のところで画面を見ている係員がおしゃべりをしているのである。
彼は頻繁にベルトコンベアーを止めて隣にいる人と話をし、荷物の中身が写った画面を見ている間もずっとしゃべっていて、話が盛り上がると5秒くらいベルトコンペアーを止めていた。
911のテロ以来、空港での厳しいセキュリティチェックは続いており、一昨年のロンドンでのテロ疑惑以降は液体の持ち込みが制限されるなど、ルールはどんどん厳しくなっているけど、運用の現場でそれを徹底できないアメリカの弱さを再認識した。
彼のところを通過した荷物の中に爆弾が入っていても僕は全く驚かないけど、仮にそうした事態が発生した場合、偉い人達は「厳しいルールを制定してテロ防止に最大限努力した」(後は現場サイドの問題)と言い訳をし、現場の人達は「ルールに従って働いた」(画面を見てりゃいいんだろ)と言い訳をし、その他の人達も無責任な発言をするんだろう。

また、この後に乗った飛行機はNYへの直行便だったんだけど、NYの空港が混雑していて着陸できないとのことで、一旦ワシントンの空港に着陸して時間を調整し、予定より3時間遅れでNYに到着した。
混雑の理由は、恐らくマイアミ空港のX線の画面を見ていた彼のような人達の行動が積み重なった結果なんだと思う。
僕はNYが最終目的地だったからいいけど乗り継ぎの人達は大迷惑で、彼らは航空会社の係員の「遅れたのは私のせいじゃないわよ」攻撃に晒されるんだろう。
だから、僕は余程のことが無い限り目的地への直行便しか使わないし、飛行機の遅れのせいでアポイントをキャンセルする羽目になったことがあるので、午後の飛行機を使う場合、その日は仕事の予定を入れないことにしている。

その他、フライドポテトを紙袋に投げ入れるバーガーキングの店員とか(本当に投げていた)、寝ている乗客をたたき起こして飲み物がいるかどうかを聞くスチュワーデスとか(本当にたたいていた)、細かいことを書き出すときりが無い。


こっちに3年住んで慣れっこになったつもりでいたけど、日本に帰ったことで免疫が無くなってしまったのか、疲れていたせいなのか、やっぱムカついてしまうのである。
以前ブログに書いたいちごアセット・キャロン氏の発言の意味を実感したよ。(以下再掲)
(日本は)社会全体で常にエクセレンスをめざす。自分たちは気がついていないかもしれませんが、これはとても明白な素晴らしい利点です。そして、日本社会の最大の強みは、「一般人」です。日本には世界一の「一般人」がいますよ。米国のエリート教育はすごいと思いますが、エリートは一部の人間だけです。日本には優れた一般の人々が大勢いて、いつだって一生懸命。日本は健全な社会だと実感します。米国は貧富の差が激しいですから、それこそ健康保険にも加入していないような人々がたくさんいます。日本には最低保障、セイフティーネットがあります。豊かな社会なのです。

嫌なことは続くもので、今日ちょっと出かけた時にタクシーをつかまえようとしていたら、僕より後に来て同じくタクシーをつかまえようとした若いカップルが僕の「川上」に移動し、横取りのような形でタクシーをつかまえた後、僕の前を通り過ぎる時に汚い言葉を吐いていった。
今日は疲れていなかったせいか別に腹も立たなかったけど、先日も書いた「車が全く通らない赤信号を緑になるまで律儀に待っている日本人」と対照的だな、と思った。


以上、不届きな奴らは沢山いるんだけど、彼らを見た時に「不遇な環境で育った、或いは常識を教えてもらう機会が無かった彼らに高いレベルのものを求めては可愛そう」という考え方をするアメリカ人が多いという話を聞いたことがある。
この考え方に基づけば、彼らを見てムカついている僕は「思いやりが無い人」ということになるんだろう。
それもごもっともだと思う一方、30年以上日本で育った僕はアメリカレベルの階級社会をまだ十分に受け入れられていないので、「高いレベルを求めては可愛そう」という考え方は「犬が悪さをしても仕方ない」というのと大差ない気がして、却って失礼ではとも思ってしまう。
まあ、彼らは僕に何と思われようが全く気にならないんだろうけど。

ということで、疲れているとムカつく機会が増えてしまいそうなので、身体的にも精神的にも適度に休養が必要だということを認識しました。
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by nycyn | 2007-05-21 12:18 | NYライフ