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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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2007年 01月 30日 ( 1 )
ワークライフブレンド

先日のホワイトカラーエグゼンプションに関連して、ワークライフバランスについてのお話。
ちょっと前になるけど、イギリスの新聞タイムズにこんな記事があった。(記事の全文は最後)

将来、(仕事を完全に離れて)私生活を営める場所は無くなるだろう。
「ワークライフバランス」というコンセプトは、仕事と私生活の境界線が曖昧になるという意味で「ワークライフブレンド」という言葉に置き換えられるだろう。
ボスにとっては、部下がどこに居て何をしていても捕まえられるということで、ウェルカムな話。
通勤中に(電話)会議をしたり仕事関係のポッドキャストを聞くなど、通勤時間を有効活用することで多少は緩和されるだろう。

もう一つ、同じくタイムズからワークライフバランスに関する記事。

休暇中・・・
56%の人がオフィスにコンタクトする
40%の人が仕事関係のレポートを読む
38%の人がノートPCで会社のメールをチェックする
(調査対象はイギリス人だと思われる。)

この記事には「プールサイドでピナコラーダ(南国リゾートの飲物)を飲みながら会社のレポートやメールをチェック」と書いてあるんだけど、僕は先月行ったアルーバでまさにコレをやっていたので、苦笑いしてしまった。。。

日本に比べてワークライフバランスが確保されていると言われる欧米だけど、これを見る限りはあまり変わらないという印象。
もちろん、地域や会社によってバラツキはあるだろうけど、NY(ウォールストリート)やロンドン(シティ)のような場所におけるワークライフバランスの問題は東京と同じようなものかもしれない。
いや、最近の日本は一部の企業で働き過ぎの緩和傾向にあるので、実は日本の方がバランスが取れているのかも。
まあ、報酬の水準を考えれば、NYやロンドンの方が忙しくてもいいんだろうけど。


記事にもチョロっと出てくるけど、僕が知っているNYのビジネス(ウー)マンは殆ど全員がブラックベリー(会社のメールやワード・エクセルファイルの閲覧・編集が出来る携帯電話)を持っている。
これがあると、酒を飲んでいようがゴルフをしていようが、電話がかかってくるのははもちろんのこと、会社に届いたメールもチェックできてしまう(チェックせざるを得ない)。
見ないフリをしてもいいんだろうけど、一部の企業では社員に強制的に持たせているらしいので、シカトしていると後で面倒なことになるのは間違いない。
しかも、日本と違ってこっちの電話はアメリカだけじゃなくヨーロッパや南米でも使えるので、国外に出ても逃げられない。
まさにユビキタスだ。

大学のクラスメートもほぼ全員がブラックベリーを持っていて、授業中もぶぃーんというメール着信の音が数分に1回はどこかから聞こえてくるほど。
特に金曜日はみんな仕事を休んできているので、ぶぃーん→机の下でメールを確認・返信→ぶぃーん→舌打ちをして教室から出て行く→外で電話、という光景を頻繁に目にする。
仲良くしているトレーダーのスイス人は休み時間の度に会社に電話して部下に指示を送っているらしく、休み時間中にまともに会話した記憶がない。

日本でも昨年ようやくブラックベリーが法人向けに導入され、現在は出来ない日本語入力も年内には可能になるらしい。
まだ導入している企業は少ないらしいけど、そのうちアメリカと同じようになっていくのかな。
ワークライフブレンド・・・数年後の流行語大賞になったりしなければいいけどね。


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The Timesの記事
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by nycyn | 2007-01-30 13:39 | 雑感