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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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3学期半ば・・・
今学期は大学について殆ど書いていない。
何故かと言うと、ブログに書きたくなるような面白い話題が無いから。
でも、このままで行くと何も書かずに3学期が終わってしまいそうだから、各科目について簡単に書いておこうと思う。

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今学期は2科目が必修、2科目が選択となっていて、必修の2科目は以下の通り。

Strategic Management
企業の経営陣が直面する様々なシチュエーションにおいて、どのように行動すべきかを学ぶもの。
新規参入、ポジショニング、差別化、最適企業規模、事業範囲、資本構成など、総合的な戦略をテーマとする。
教授は今年HBSから移ってきた女性の教授で、学生からはとても評判が良い。
ダラダラとケースの内容をなぞるのではなく、フォーカスすべき部分に特化して議論を進めていくやり方は、視点がブレずにコアな部分だけを集中して学べるので、僕も気に入っている。
一方、授業で扱うケースがロシアのアイスクリームメーカーやビール瓶の栓を作っている会社など、かなりマニアックな会社ばかりなので、先入観なくケースに臨めるものの、「えー、あの企業ってこうだったの!」という面白さはあまり無い。
なお、ストラテジーやリーダーシップといった授業では、外国人の僕がケースを読んでも状況をイメージするのが難しく、予習には苦労している。

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Global Economic Environment
所謂マクロ経済ってやつ。
3学期にもなって何でコレ、って感じなんだけど、それに加えて教授が最悪。
かなりのおじいちゃん教授で、昔は偉い人だったみたいだけど頭の中が古いのか、アメリカ最強、日本は昔は強かった、ヨーロッパは怠け者、中国は地下経済だけで成長してる、みたいな先入観で話している感じ。
一度、「フランスは農業補助金なんかやってるからダメ国家なんだ」といった発言をしたら、フランス人の生徒から猛反発をくらっていた。
因みに、そのフランス人の反論は「食物の品質を軽視しちゃいけないぜ、アメリカ人にはそんな事言っても分からないだろうけど」みたいな内容で、どっちもどっちといった印象だったけど。。。
また、昨日中間試験があったけど、試験内容は「GDP = C + I + G + NX」等の式の暗記を問う問題が出るなど、ビジネススクールの試験とは思えない内容。
これまで受講した授業で一番つまらないかも。

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選択科目は以下の2つ。

Capital Markets and Investments
このクラスを履修した後でないとファイナンス系の選択科目を受講できないから、結果的に全員が受講するクラス。
内容はかなり基礎的で、金融市場全般の概要や債券価格と金利の関係といった内容から始まり、今後はポートフォリオ理論などをやるらしい。
本音を言えば、こんな基礎的なクラスはパスして別の授業を受けたいんだけど、ルールだから仕方ない。
毎回ほぼ全員を順に指名して質問に答えさせる攻撃的なスタイルの教授の評判は、あまり良くない。
この教授は例え話を多用し、債券価格を求める式をストレートに教えるのではなく、トリュフの乗ったピザがどうしたとか、ナポレオンがロシア遠征に行った時に云々、みたいな話で説明を行うため、一部のアメリカ人には「分かりやすい」と評判だけど、僕を含めた外国人生徒からは「分かりにくい」と不評だ。
また、生徒はみな平日働いているのに、金曜日締切の宿題を直前の火曜日に通知してきて、その量が膨大だったり(前週末までに通知しろよ!)、宿題の解答を配布して欲しいと生徒から要望が出ても2週間以上放置していたりと時間にルーズなくせに、授業への遅刻や休み時間は分単位でキッチリ管理したりするから、最近ではほぼ全員から嫌われている。
昨日の授業で「明日メールするよ」と言っていた資料も、まだ届いていない。

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Economics of Strategic Behavior
必修で受講しているStrategic Managementと同じような内容のクラス。
何でStrategyを2つも受講しているかと言うと、他に取りたかった授業が取れなかったから。
フルタイムのMBAに比べると選択肢の幅が狭く、授業がある日は1日に8時間以上授業を受けているから時間が合わなかったりして、必ずしも取りたい授業が取れるわけじゃない。
今学期は取りたかった授業が悉く他の授業とバッティングしてて、消去法的に取ったのがこのクラス。
とは言え、教授は有名な大物で、受講してみると確かにすごい人だということが良く分かる。
かなりの太っちょさんで、最初の授業の時、薄いブルーのシャツに汗でポツポツと「島」が発生してきて、授業が終わる頃には複数の「大陸」が完成してるし、その体重を脚が支えきれないのか杖をつきながら歩いているので、「このデブ大丈夫か?」と思ったけど、この男、タダ者ではない。
生徒の質問に教科書的に答える教授も少なくない中、この教授は殆ど全て実体験に基づいて回答できる。
学歴はMITでBS、プリンストンでMSとMPA、MITでTechのPhDを取得、職歴も大統領の下でスタッフ・エコノミストを務めたり事業会社の役員をしたり、HBSを含む複数の大学で教授として受賞したり、経済学からファイナンスまで幅広く教えている、スーパーマンなのである。
授業は殆どケースで、その進め方も「さすが」という感じなんだけど、ブログに書くにはちょっとマニアックな企業のケースが多い。

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3学期に受講している授業は以上の4つ。
今後、ブログに書けるような面白い話題が出てきて欲しいもんだ。


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by nycyn | 2006-11-05 13:39 | MBA