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ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
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NYの日本人
前回書いた「日本からの脱出」に関して、補足。

書きたかったことは、

・目的が曖昧なまま現実逃避として渡米を選択する人が多くなってきている。
・NYタイムズは渡米する日本人女性が全般的にそうであるかのような書き方をしていた。
・日本人女性がそのように見られていることに対して、悲しい気持ちになった。
・一部の人たちは「楽園」を求めて渡米するのだろうが、現実は厳しい。
・お金と時間を無駄にしないためにも、その辺りを良く考えてから行動したらどうか。

ということ。

だから、がんばれる人以外は渡米するなと言うつもりも権利もないし、今後もこの流れが大きく変わることは無いと思っている。
具体的な夢やがんばろうという気力は無いけどとりあえず渡米したい、というのであれば、キング牧師よろしく"I have a dream"とか言わず、「長期休暇」とすればいいと思う。
まあ、"I have a dream"と言うのも個人の勝手なんだけど、僕の希望を言えば「周囲への影響も考えてくれたらなー」とか「アメリカ経済じゃなくて日本経済(の個人消費)に貢献してくれたらなー」という感じだ。

なお、これらは「なんちゃってアーティスト志望の人」を前提に書いたことだけど、実際はこういう人達よりも企業・お店に勤めている人や留学(準備)している人の方がずっと多いと思う。
スキルアップを図る人、永住する人、日本が嫌いな人、など様々だと思うけど、ある人は日本におけるキャリアをリスクに晒し、ある人は借金して留学し、またある人は孤独と不便に耐えながら生活している。
だから、彼らのことは尊敬しているし、彼らのことを批判的に書いたつもりはない。

そもそも、自分の事を棚に上げて何を言っているんだ!というご意見があることも然り。
でも、自分勝手なことを書けるのもブログの特徴の一つだと思うんだよね(笑)


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ということで、どさくさ紛れにNY在住の日本人について少々・・・

ブログで何度か書いたけど、態度の悪いアメリカ人に出会うことはしょっちゅうある。
でも、それよりも嫌なのは、アメリカ人の悪いところばかりを真似する日本人だ。
運悪く、渡米直後はこの手の日本人と接する機会が多かった。

例えば、僕が利用した日系の不動産業者。
アパートを紹介する時は頻繁に連絡してくるくせに、契約書にサインして自分にコミッションが入ることが確定した直後から連絡がつかなくなる。
留守電にメッセージを数回残し、伝言も依頼し、メールも送ったけど連絡が取れず、一週間くらいしてから何事もなかったかのように連絡してきた。
他にも幾つかの日系業者を利用したけど、いい加減な受け答えをする(多分・・・だと思います、みたいな)、安請け合いして約束を守らない、時間にルーズ、などなど。

彼らを見ていると、確信犯的な気がしてならない。
渡米直後はこうしたことでストレスがたまり、同僚たちと「奴らはだらしなくて日本では生きていけないから消去法的に渡米し、アメリカでは表だって非難されないから態度を改めないんだろう」などと話していた。
アメリカ人の悪態には慣れてしまって何とも思わなくなってきたけど、相手が日本人だと何故か異常にムカつくのである。


つい先日も、時間にルーズな日本人がいた。
仕事で外資系の日本人が訪問してくるというので、他の予定を動かしてまで時間を取っておいたのに、予定の時間を1時間過ぎても連絡が無く、結局その日は訪問して来なかった。

ビジネスで時間にルーズな日本人を見ると、それで許されると思っている精神に腹が立つ。
理由が事故に巻き込まれたとかならまだしも、単に他の予定を優先したり、うっかりしていただけ。
僕がNYで誰かの訪問を受ける時、遅れるのは決まって日本人、しかも日系ではなく外資系で働く日本人だ。
こういうのを見ると、彼らが外資で働くことを選んだ理由って・・・、と思ってしまう。
(彼らを蔑視しているだけで、外資がそういう職場だとは思っていない。念の為。)

同僚は皆優しいから「彼も色々事情があったんだよ」と言うけど、僕はそうは思わない。
「遅れる」という電話の一本もかけられない人とビジネスはしたくない。
だから、彼と何かの取引をすることは無いだろう。

因みに、僕がビジネスでかかわるアメリカ人は皆時間に正確だ。
彼らは予定時間きっかりに到着するし、万一遅れる場合でも予定時間の前に必ず連絡がある。
僕も良くやるけど、予定の時間より早く到着してビルの下で時計を見ながら時間を潰し、時間通りに訪問しようとしているアメリカ人をよく見かける。
訪問する方の人が自分の時間を犠牲にし、相手に合わせるのがマナーだと思う。
ビジネスでは時間はカネなのである。
飲み会に遅れて参加するのとはワケが違う。


こうした少数の日本人の存在により、前回書いたNYタイムズの記事のようなものが一般論として世の中に出てしまう。
でも、不動産業者や外資系で働く日本人の多くは時間をきっちり守る人だと思う。
実力主義と言われる外資系で働いているんだから、時間を守らなかったり態度の悪いことでビジネスチャンスを逃している人は淘汰されていくべきだ。

NYにいるルーズな日本人は、「アメリカらしさ」を間違って解釈しているのか、或いはアメリカの包容力に甘えているのか・・・
彼らは違った意味での「アメリカかぶれ」なのかもしれない。


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by nycyn | 2006-10-20 11:35 | 雑感