NewYorkScenery
nycyn.exblog.jp

ニューヨークの生活、MBA、仕事・・・
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
やっぱり書きたい
巷ではサッカーネタのブログがあふれているから書くのはやめようと思っていたけど、今日の試合を見て、やっぱり僕も書いてみたくなった。

日本にJリーグが出来てから10年以上たち、僕が小学校でサッカーをやっていた頃に比べれば日本代表はかなり強くなったと思う。でも、日本代表の選手からは「世界との差はそれ程無い」とか「勝てた試合だった」みたいな発言が聞かれるけど、僕はそう思わない。今回のワールドカップを見ていると、なおさら世界の強豪との差は大きいと思う。

サッカーの歴史が短いことや決定力不足という点に加えて、以下の3つが要因ではないだろうか。

①体格で劣る(身長&強さ、クロアチア戦・オーストラリア戦から明白)
②ボール扱いが下手(殆どの試合でそうだし、ブラジル戦では特に浮き彫りになるはず)
③体力で劣る(①・②に比べれば差は小さい、でもオーストラリア戦では体力負け)

①:当たり前だけど、どうしようもない。昔代表にいた高木や、今だったら平山を代表に入れることで少しは欧米の選手に近づけるかもしれないけど、根本的な解決にはならない。今の代表だと中田・稲本・中沢は当たり負けしないけど、それ以外は当たられるとすぐにコケるし、身長に関しては全く勝負にならない。だから、①で欧米と互角に戦うのは現実的に不可能だろう。

②:子供の頃からコンディションの悪い地面で裸足でボールを蹴り続けている南米の選手には逆立ちしても勝てないと思う。にもかかわらず、「こうした能力のある選手がいるからこそ可能な」細かいパス回しを日本代表はやろうとしていて、受け手の能力を考えない厳しいパスを出し、受け手は敵のプレスが気になってきちんとしたトラップができず、敵にボールを奪われる、というシーンが今回のワールドカップでも何度となくあった。先日も「地道にトラップの練習を」と書いたけど、土台が出来ていないのに上物を建てようとしているから惨めな結果を招いている気がする。

③:今日の韓国対フランスの試合を見れば明らかだけど、韓国は①・②で劣る部分を③でカバーしている。韓国は昔からスタミナがあることで有名で、前回ワールドカップのイタリア戦が顕著だったけど(疑惑の審判は別にして)、実力が上の相手でも体力勝負に持ち込んでねじ伏せている。

僕が思うに、日本が世界の強豪と互角に戦うためには、③を強化するのが一番現実的で近道だと思う。今日のクロアチア戦も、中盤のプレスが効いていた前半は互角(以上)の戦いが出来ていたから、最後までスタミナが切れなければ勝ち点3が取れていたかもしれない。「ピッチが暑かったから体力が切れた」なんて会見で話してた選手がいたけど、それは相手も同じだろう。①・②で劣っているんだから、③を徹底的に強化して「暑ければ暑いほど俺たちには有利だぜ」くらいの頼もしいことを言って欲しいもんだよ。

でも、日本代表に韓国のようなハングリー精神があるわけでもなく、地味で辛いスタミナ強化よりは見た目にかっこいい②に走りたくなり、②も基本を強化することなくパス回しの練習ばかりやっているから日本国内やアジアで通用しても世界戦になると通じない、ということを繰り返している気がする。もっとストイックになれないものか。

だから、次は韓国人に日本代表の監督になってもらって、厳しい体力テストに合格しないと日本代表には入れない、くらいの事をやってもらいたいと思っている。抵抗勢力だらけで実現しそうにないけど。

①は明らかだ・・
f0081958_1063414.jpg
(写真はYahooから)


次のブラジル戦、相手は既に決勝進出を決めているから控え中心で来るかもしれないし、試合は現地時間の夜だから暑さが理由の体力切れはないだろう。勝てなくてもいいから見ていて気持ちの良い試合をして欲しい。

日本代表の話はこれくらいにして・・・

今回は順当に強豪国が勝っているから、決勝トーナメントが楽しみだ。選手には申し訳ないけど、純粋なサッカーの観点からは他の国の試合の方がずっと面白い。
[PR]
by nycyn | 2006-06-19 11:27 | 雑感